篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

漫画もサブスクで読む時代です

最近漫画のサブスクサイトに登録したんですよ。まぁ名前出すとシー○アなんですけど、これがまた便利でねぇ、布団に入りながら目についた本を好きに読めるってのは最高ですね。堕落人間まっしぐら。

電子書籍って殆ど扱ったことないんですよね。強いて言うならFA○ZAくらい。ていうのも俺の性癖がニッチだから、その辺網羅した本が普通の本屋じゃあんまり見かけないからってのはあるよね。その点インターネットは最高ですよ。俺と同じどうしようもない変態達が漫画にしてネットの海に放流してくれるんだから。ちょっと探せば選り取り見取り、異常性癖のバーゲンセールってな。……ごめん本当は言うほど豊富じゃない。結構必死になって検索して時々見つかるので感覚的に砂金に近い。おかげで俺のpixivの検索履歴は深淵そのものみたいになってます。いやでも絶対俺だけじゃないよそうなってんの。ジャンルは違えどみんなそんな感じだって思ってるからね俺は。スマホの数だけ深淵がある。世の中右も左も変態だらけです。末。

なんの話してたんだっけ……?ああそうだ電子書籍のサブスクですね。そう、普段はね、紙媒体で買ってんすよ。なんでそうなのかって聞かれるとずっとそうだっからとしか言えないんだけど、やっぱなんとなく落ち着くってのはあるよね。小さい頃からしてきた動作だし。ペラペラ。

でも買ってんのは大体シリーズ物なんですよね。新刊出たら追加で買うみたいなそんな感じ。まぁなんとなく気になったタイトルなんかを買ってみる……いわゆる表紙買いってのも前は結構してたんだけど、最近はめっきりですね。これも特に理由は無くて、ただなんとなく手が伸びないってだけなんだけどな。適当過ぎるだろ全てが。

もう本屋に置いてないような古いタイトルなんかはよく古本屋に読みに行ってました。ただ古本屋も古本屋で長居すると足グニャグニャになるし、あんまり立ち読みばっかしに行くのも乞食極まれりって感じなので、ここに来て電子書籍サブスクの魅力に気付けたのは僥倖ですな。

最新のタイトルは読み放題に無いって不満の声を聞いたりもしますけど、上記した様最近の気になってるやつは紙で買ってるし、2.3巻くらいで終わるちょい昔の気になる作品達を、家で寝転びながら指先1つで読めるのは控えめに言って最高です。これで月1000円前後はたまんねぇぜおい。遊び行ったら駐車料金で終わる金額で1ヶ月漫画読み放題だもんな。価格破壊。

 

後TLコミックが読み放題入ってるから手出してみようかなって思ってるよ。地味に抜けんだよな、アレ。

 

巨大地下空間のある『大谷資料館』。色々見て回ったって話

 

「あ、栃木行こうかな。栃木」

 

色々な事柄が重なりイラついていた俺は開き直る様にそんな事を思いました。そういえば最近遠出をしていない。車も新しくしたわけだし(中古)、ここらで遠出しとくのも悪くはないとそう思ったわけです。

というよりこの場所から離れたいって方が正しい気もする。物理的に距離を離せば心の距離も少し離れる…気がする。悩み多い職場から物理的に距離を置けば心もその悩みから少し離れられる…気がする。要はもう全部めんどくさい。なんでもいいから遠くの地でのんびり観光しながら気持ちを切り替えたい。そんな気持ちが理由の2割くらいを占めていました。残りの8割は単純に天気良い日に遊び行きたいってだけの衝動です。冒頭の話全然いらんかったな。

 

というわけで今回は栃木県宇都宮市にある大谷資料館に行ってきました。

 

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開館は9時!俺が家を出たのは5時半!高速を使えば3時間弱らしいんですがそれだとちょっと早く着いてしまいます。わざわざ高い高速代を払って時間前に着くよりも、のんびり開館時間に合わせて行った方がいいだろうと判断して下道で行きました。下道だと4時間弱くらいだったので丁度良さげ。

…まぁ実際着いたのは10時過ぎでしたけどね。コンビニ寄ったりしたので仕方がない。ブリトー食べたくてしょうがなかったもので…。

 

さて、この大谷資料館がどういった施設かと言うと石の採掘場跡です。建材やら諸々に使用する為に、昔の人がせっせこせっせこ石を切り出して出来たのがここ大谷石採掘場跡というわけです。石を切り出せば当然その分だけスペースが出来ます。それをどんどん繰り返していった末、ここ大谷石採掘場跡は野球場が1つ入ってしまう程の広さがあるそうですよ。数字だと2万平方メートル(140m×150m)だって。掘り過ぎでしょ。砂でもそんな掘れないよ。しかも当時はそれを工具を使って人力でやってたんだってから頭おかしいよね。何歳までやってたんだろうなその職…関節おかしくなりそう…

そんな広面積の空間は更に地下30メートルにかけて存在します。採掘場跡とはいえここまで広いと使える用途も多岐に渡り、戦中は秘密工場、戦後は米の貯蔵庫、そして現在はコンサートや演劇場、映画のスタジオとしても使われているそうです。ただの(と言うには広すぎるけど)採石場跡がここまで色んな使われ方するのも凄いですよね。ちなみに今説明した用途は全部今公式Webカンニングしながら書きました。勿論資料館にもちゃんと説明書いてあった気がしましたけどね。カスだから忘れちゃった。

さて、そんな訳で実際に入った感想を書いていこうと思います。

チケット(大人800円)を受付で買うと、その横にはすぐに坑内入り口資料室の2つがあります。どっちから入ってもいいんでしょうが、資料室には石の掘り方の説明や器具なんかもあるので、こっちを先に見ておくと実際の坑内の壁などを見てピンと来る事できるかもしれません。勿論坑内にもちゃんと説明文はあるので、見なくてもしっかり楽しめると思います。実際俺は資料室を見てから坑内入ったのにうろ覚え過ぎて坑内でもしっかり読んだ。(そして今はもう忘れた)

 

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坑内入り口の先はこんな感じ。

階段を使って降りて行きます。書き忘れてましたが、石張りの地下空間なだけあって気温は結構低めです。この日は日中30度くらいでしたが坑内は10度くらいでしたね。寒がりの人は夏でも上着を持って行った方がいいかもしれません。一応俺も持って行きました。使わなかったけど。最後まで半袖短パンで歩いてた。

 

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入ってすぐに歓迎してくれるのが石を掘ってるおっさんです。この通路脇のスペースに人形が置いてあるのはディズニーちっくで面白いですね。カリブの海賊とかその辺。俺大人になってからディズニー行った事ないけど。

 

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これは帰りに撮ったやつですけど、なんかワンピースで空島の人間の影が地上に映るシーンあったじゃないですか。あれ思い出しましたね。そんだけ。

 

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通路では立ち止まらないでくれって書いてあったのでブレちゃってますが、こんな感じで入り口出口付近はロープが張られて一方通行になってます。それにしても初見でこの景色が広がるのは「お〜…」ってなりますね。途中から機械を使い始めたとはいえ、最初は人の手で掘ってんだから凄いよな…

 

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これは戦中時での用途の説明ですね。戦闘機の機体工場と書かれてるので、ここで戦闘機を作ってたんでしょうか?地下空間に戦闘機械ってなんかロマンがありますね。ロボット物の1話でしょ。

と、そんな事を思いながら見てると傍にもなんか貼ってあるので目を向けてみたら

 

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過去にこの場所でB'zの松本さんがギターを弾いていたと書かれていて笑いそうになりました。説明文の温度差なんなんだよ。

そのままグングン進んでいきます。採石場を使ってるだけあって石の椅子が休憩所として置いてあったのがこだわりを感じました。あとは美術展にも使われてるからでしょうか?なんかアートチックな展示物が色々ありましたね。

 

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人と……なんだろ。大人のおもちゃかな……穢れた感性してるから変な方向に考えてしまいますね……

 

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この31アイスにロケット花火刺しまくったみたいなやつはなんなんでしょう。兵器かな。緊急時にはあれ1本1本の先端から火炎的な物が閃光と共に襲い掛かってくるとか。めちゃくちゃ怖いな。完全にオーバーキルだろ。

 

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開けたところに出ると何やら列をなしてるのが見えました。ボードに目を通してみるとどうやら写真撮影をしてくれる模様。そういえば入り口付近で写真を渡されてる人達がいましたが、なるほどここで撮ったのを上で受け取れるわけですね。これは思い出になる。

ちょっと興味が湧きましたが列を見てみると大体家族連れかカップルです。写真撮る時になんかもたなきゃいけないみたいだし、俺みたいな1人で来てる浮浪者が混ざるには少々厳しいものがありましたね……

 

 

 

 

 

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まぁ撮りましたけど。

 

撮るでしょ。そりゃ。

 

終わり際に撮ってくれた職員のお姉さんが「最高の思い出になると思います!」って言ってくれたのが今思うと面白いですね。こんな顔で1人写真を頼んだのが最高な思い出になる人生なんて狂ってるだろ。

 

更に進んでいくとまた奴がいました。ロケット花火。

 

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さっきのより量増えてない???そのかわり31アイスが無くなってますね。だからなんなんだよって感じですけど。

これ、2階から見下ろすような感じで見るんですけど、落ちないようにフェンスが付いてるんですよ。ただそこに書いてあった注意書きが

 

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これで笑いました。見学コース以前に道すらありませんからね。「行ってみようぜ!」とは流石にならないんじゃないかな…

 

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普通に高いもの。

 

ふざけた説明ばっかしちゃいましたけど綺麗に感じたのも当然ありましたよ。これもおそらくアート作品。坑内に溜まる水から柱が出てるってのはなんかそういう世界観の漫画の世界みたいでいいですね。説明が漠然とし過ぎだろ。

 

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天井の一部分から光が差すのは神々しさすら感じますね。ドラクエとかでありそう。

 

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石の掘り跡です。

1枚目は確か手掘りで平場掘りってやつだったと思います。こんな綺麗な横線つくんだなぁなんて思いましたけど、これが壁一面にありますからね。流石に圧巻ですよ。

 

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コース終盤でこういうの書くのもいいですね。まとめ感が素晴らしい。

 

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歩きながらなんでめちゃくちゃブレましたが「現実に帰る時です」みたいな事が書かれてました。そう思えるくらい普段じゃ味わえないような景色を見る事が出来ましたね。大谷採掘場跡。良いところですよ!涼しいし。色んな作品の撮影場所にもなってるらしいので調べてみるのも面白いかもしれません。写真撮影をするにも良いところだと思うので、気になった方は是非是非足を運んでみてはいかがでしょうか。僕は大満足でした!

 

地上に上がるとモワッとした空気がうっとうしかったですね。しかしなんとここには洒落たカフェも併設されています。そこにはデカくて映えそうなカキ氷(900円)が売っていたので涼むのに持ってこい…おまけにSNSウケも狙える…そりゃねぇ、若い女の子(jkって噂)の俺がそんな機会を逃すはずないですよと。というわけで

 

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買いました。予想以上にデカくて、おじさん(矛盾)ちょっと後悔しちゃった。

 

あ、そうそう地上に上がってすぐの出口に坑内で撮った写真を買えるところがあったので寄りました。自立できるよう専用の厚紙に挟んでお値段1300円との事。思ったより高いなと思いましたが折角なんで購入です。一緒にLINEにも登録してさっき貼った画像データも貰いました。恥そのものみたいなデータ。

そしてここでも受付のお姉さんに「素晴らしい写真ですよ!」と言われてしまい、ここまで言われると本当に素晴らしい気がしてきて「部屋に飾りますよ!」と笑顔で受け取りました。その後に先程のカキ氷を買い椅子に座ったので、折角なんでカキ氷の横にその素晴らしい写真を置いて見たんですが

 

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苺とカキ氷が好きだった故人みたいになって不気味でした。

まぁ本当に不気味だったのは周りの人達だと思いますけど…これ全部1人でやってますからね俺。不快な思いさせてすみません。

 

その後死にかけながらもなんとかカキ氷を食べ切り大谷資料館を後にしたんですが、その後いろは坂付近で猛烈に腹が痛くなったのは絶対このカキ氷の所為だったと思います。揺れるは腹痛いわ周り何もないわで絶望そのもの。蝕かと思った。ベルセルクの。

そんなわけで大谷資料館の後も何箇所か観光したんですが、思いの外ここの話が長引いたので割愛。1人フラッと日帰り栃木旅。満足です。

 

やっぱり遠出は楽しいですね。次はもうちょい遠くに行きたいな。まぁ高速代がバカにならないんで簡単には行けないですが…

 

というわけで今回はここまでです。ではまた!

 

 

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いやキツいて。

 

 

免許の更新で免許センター1番乗りしようと思ったのに全然ダメだった話

 

日曜の免許センターは混むらしい。俺は待つのが嫌いだ。

だからアラームを翌日の朝6時にセットした。免許センターの開場は8時半。現地までは車で1時間ちょい。朝一を狙うにしても6時起床と言うのは少し早い気がするがこれにはちゃんとした理由がある。ゴロゴロしたいのだ。目覚めてしばらくはゴロゴロしたいし、なんなら10分20分二度寝しても大丈夫な時間にした方が心にゆとりができる。そんな考えの上での6時である。我ながら完璧だ。遅刻はありえん。そんな事を思いながらその日は寝た。日付を跨ぐ少し前くらいだった気がする。

 

 

翌日。

 

 

 

5時に起きた。

いや早いよ俺。起床1時間前倒しだよ。そこはお前、普通寝坊するところだろ流れ的に。凄い健康的な朝迎えちゃったよ。

まぁ起きちゃったもんは仕方ないけど、流石に活動始めるには時間が早過ぎる。正直眠くないと言えば嘘になるし、時間通り6時頃まで二度寝をかまそうと布団をかぶった訳ですよ。

そんな時、俺の脳内にある考えが思い浮かんだのです。

 

あ、免許センター1番乗りしてぇなって。

 

混むと言われる日曜の免許センターで1番乗りなんてさぞや良い気分に違いない。手当たり次第自慢できる。俺は激戦区が約束される日曜の午前中に、1番乗りで免許の更新をしたんだぜ。凄いでしょ。君は?あぁ分からない?だろうね。人いっぱいだもんね。まぁ予想だけど2000番目くらいだと思うよ君レベルだったら。まぁ僕は1番乗りだったけどね。まぁ俺レベルになるとこんなもんだよね。最速。最強。スピードアタッカー。このクリーチャーがアタックした時プレイヤーはこのゲームに勝利する。はい対あり。その写りの悪い免許証持ってとっとと帰(けぇ)んな……みたいな。

 

考えれば考える程魅力的だ。その称号は絶対欲しい……でも仮に今から支度したとして出発は最速5時半。現地に着くのは早くても6時半過ぎ。めちゃくちゃ早い時間には変わりないが、これで1番を取れる物なのだろうかという疑問が晴れない……もしかしたら徹夜組とかいるかもしれないし。コミケみたいに。免許センター徹夜組って字面めちゃくちゃ面白いな。警察だらけだけどあそこ。

いやでも考えるのも時間の無駄だ。何故なら体が既に行く気満々になっているからである。目を瞑ってもちっとも眠れる気がしない。こうなればもう仕方がない。俺は布団を出て支度をし、まだ日の低い朝の街を車で駆けた。並ぶのが嫌だから。用事を早く終わらせたいから。そして何より、免許センターで1番乗りをしてみたいから……そんな思いを胸に、俺はアクセルを踏み込んだ。

 

 

1時間とちょっと後

 

 

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既に車で待機列が出来てて笑いました。おいおい全然1等勝じゃねーよ。

ていうかそもそも駐車場がまだ開いてませんでしたね。そりゃそうか。そんな早い時間から中に入れる方がおかしいもんな。全然その事考えてなかったよ……

てかこれって歩きで来てる人はもう中で待ってんのかな。そうなると1番乗りするには車で来た時点でもう負け確だったのかもしんない。運転免許の更新RTAで敗因が自動車の運転なのって中々皮肉効いてる気がする。そんな事ない?そうかも。

 

仕方ないから車でのんびり待ってました。

 

待つこと数十分、駐車場開場。どうやら7時ぴったしに開くみたいですね。それでも中々早いな。

さて開いたしすぐ車停めて並ぶぞ〜と思ったのも束の間、さっきの写真見ると分かるんですが僕の待機列も信号の影響を受けているんですよね。なので当然赤信号だと進む事が出来ないと。何が言いたいか分かりますか皆さん?

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本道の車たち、めっちゃ入ってく。

目の前が真っ白になりました。俺達は数十分も前からこの側道で順番待ちをしていたのに、俺らが赤信号で停まってる間に入るわ入るわポッと出達がっ。ふ、ふざけんな!!!俺らはずっと待っていたんだぞ!!!それをお前……こんなスイスイスイスイ眼前で入っていかれて……こんなのってねぇよっ!!!

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気付けばさっきまで車1台無かった駐車場にはクモの子を散らした様に自動車が行き交っていました。なんだろうこの感じ。寝取り物のエロ漫画読んだ時みたいな気持ちになっちゃったな俺。免許センターで寝取り物のエロ漫画読んだ時みたいな気持ちになる事ってあるんだ。

 

しばらくして無事に僕も入場出来ました。既に車は沢山停まってます。知ってるよ。フェンス越しに見てたんだから。

車を停めて建物の前まで移動すると案内の人から整理券を渡されました。どうやらまだ中に入る事は出来ない様です。整理券には8時〜8時15分までにテナント前に集まってくれと言った旨が書かれていました。

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て事はまだワンチャンあるんじゃないか?この集合からの案内でもしかしたら1番に案内されるかもしれない。勝負はまだ終わってねぇな……そんな事を思って僕は愛車のもとへ一旦戻りました。8時ちょい前にはここに来るようにしよう。

 

車内で適当に時間を潰しました。具体的にはゾンビランドサガの2期1話を観ました。めっちゃ最高のスタートでしたね……

 

そんで待つこと数十分。8時前になったのでテナント前まで向かったんですが、既に長蛇の列が出来ていました。え、8時って書いてあるじゃん。お前ら何時に来たの?昼休みチャイム前に休み始めるタイプ?もう分かんないよ俺……

呆然としながらも案内の人に整理券を見せると、俺の組は既に建物内に入っていると言われました。マジで意味わからん。

言われた通り建物に入ってびっくり、そこには大量の人間達が列をなしていました。なんなんだよここ。卑怯者しかいねーじゃねーか!1番乗りで来る筈が300番目くらいになってしまいましたね。もういいよ俺の負けです。舐めてました。俺が甘かったです……

 

そんなわけで全然普通に並ぶ事になったわけですが、それでもやっぱり早い時間に来た甲斐あってその分早く終わりました。8時半には視力検査まで終わってたんじゃないかな。講習までの手続き自体は多分9時前には終わってたと思います。上等上等。

 

そんなわけで免許更新の話でした。やっぱ1番乗りは難しいですね。もしも1番を狙っている方がいたら是非参考にしてください。整理券を貰ったらテナントで出待ち。最低条件はこれです。それ以降の対策は僕には分かりません。そこまでのステージに立てなかったから……

 

つーわけで以上。終わり。

 

 

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まぁ仮に1番乗りだったとしても2時間の拘束が約束されてましたけどね。

皆さんも車は安全運転を心がけましょう。僕も次こそはゴールドになれる様気をつけようと思います……では。

 

絵を描いたんです

 

結構前からSNS用のオリジナルアイコンが欲しいって思ってたんで、じゃあ一丁絵でも描きますか!とイラストアプリを立ち上げたのがここ3日くらいの話です。ちなみに絵は全然描いた事ありません。よくやろうと思ったな。

というわけで早速描いていこうと思ったわけですがいかんせん何を描けばいいのか分からない。というか思い付いたとしてそれを絵に変換出来るほどの画力も無いので考えたとこでほぼ無意味な状況でした。だったらとりあえずアレでしょ。模写。

その辺に落ちてた適当な漫画を手に取ります。表紙にはナイフを持ったスーツの男性が描いてあったので、とりあえずこのナイフ持った手でも描いてみるかとアプリを立ち上げてスラスラっと描いてみたわけですが

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拳めっちゃデカくなっちゃった。

思った以上にデカい。何?ギアサード?指の太さと手首の太さが同じってどの種族の出だよ、強いのか弱いのか分からんな。

そもそも袖口通らないだろその大きさは。どうやって着たのそのスーツ?生地がめっちゃ伸びるか、広げる用のファスナー付いてるか、手がバキバキに細く変形するかのどれかじゃないと説明付かんでしょ。柱の男かよ。サンタナじゃないんだから。

 

まぁでも仕方ないところはありますよね。ほら、手を描くのは難しいって絵描いてる人は皆んな言ってるじゃないですか。ましてや絵描きでもなんでもないタダのハゲがいきなりこんな高難易度部位に挑戦した時点で間違ってたんですよ。むしろ挑戦した事自体を褒めて欲しいですよ。

失敗を恐れずとりあえずやってみるってのが長い人生を歩む上で大事な事なんだと僕は思います。やっぱ何事も経験しないとね、それの良し悪しなんて分かりませんから。色々踏み出して経験してみないと。

…まぁその結果出来たのがこの柄付手榴弾みたいな手なんですけど。線もおぼついてないし手なのかすら怪しいな。

 

とりあえず手の方は消すとして、スーツの方はまぁマシかなと思えたので残しておく事にしました。

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よくよく考えたら手を描くって選択肢がなくなったのにも拘らずスーツの袖口を残すってのも中々意味わからないんですが、色付けた感じがちょっと良く見えちゃって消すに消せなくなっちゃったんですよね。下手だから上手く出来るとそれに固執してしまう……

とりあえずさっきのでは無理だと判明したのでもっと簡単な物を生やしてみよう。なんならかけるだろう……棒……尻尾……触手……あ、タコ足とかいいんじゃない?

スーツから伸びる腕の先がタコの足になってるってのもちょっと気持ち悪くて面白いなって思って早速それで着手しました。昔使ってた方のスマホでタコ足を画像検索してそれを模写します。この時分かったんだけどタコ足ってずっと見てると気持ち悪くなってくるんだね。あの吸盤のブツブツした感じ結構無理になっちゃったな……

そんで出来上がったのがこちら

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いいじゃない!ちょっと気持ち悪いけど。

図らずも手首近くの吸盤がガスマスクを付けた顔みたいになったのも良いですね。アレだ、鳥山明の自画像とか、あんな感じのやつ。

折角なんで色もつけてみるかと塗りつぶしペンにします。白黒も良いけど赤にしたら映えそうだしな。吸盤はピンクにしてちょっと陰もつけてみよう。邪ッッッ!!!

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めっちゃ良いじゃん!!!手首から腕側を肌色にしたのもキモくて良い感じや。なんかの能力者みたい。ダンゲロスとかその辺の。

まさかこんな早く気に入る絵が描けるとは思わなかった。折角だからTwitterにアップしよう。出来ればちょっと小ネタも加えたい…なんか…なんかないか…あ、そういやダ・カーポ主人公の朝倉純一ってカロリー使って手から和菓子出せたな。あんな感じにしよう。ダ・カーポ新作の主人公って事で。

 

でな感じでアップした時のツイートがこれ。

 

 

きっと沢山通知くるぞーなんてワクワクしてたら殆ど来なかったのが印象深いです。翌日仲良い友達が引用リツイートでコメントしてくれてたんですが

 

 

これだったので泣きました。もうなんも信じられねぇ…これの良さが分からないのかよっ!!

納得出来ないので職場の仲良い先輩達にも見せたんですが、怪訝な表情をしながら「あんま俺ら以外には見せない方がいいよ」と言われてしまいました。

 

納得いかねぇ。

 

風俗で乳牛になった日

 

恥の多いセックスを繰り返してきました。

 

2019年7月。キックボクシングの試合で執拗にローキックを食らった僕の左膝は蜂に刺されたクラッシュバンディクーばりに腫れてしまい、まともな歩行が困難な状態になっていました。

試合は日曜だったので当然翌日は仕事です。痛む足を引き摺りながら車に乗り、職場に向かうもひたすら痛みに顔をしかめる時間が過ぎていきます。そして遂に耐え兼ねた僕は半休届の午後の欄に丸をすると、それを上司に提出してそのまま友人と市街に飲みに行きました。流れる様な導入に自分でもうっとりしてしまいますな。(足はホントに痛かった)

 

さて、余計な話は省きましょう。酔って気分の良くなった僕達は気付くと風俗店の受付に居ました。をコンセプトにする店内には小さな川が流れており、その上にこれまた小さな橋がかかっています。そしてその向こうにはカーテンがあり…成る程。その薄布一枚隔てた向こうでお姫様ご対面という訳ですか。趣がある。

受付も済ませ、10分弱。既に友人は呼ばれ一人で待っている僕に呼び出しがかかります。椅子から立ち上がり橋の前へ。こう、川という隔てた物があるだけで、橋の向こう側が別世界見えるから不思議です。となるとこれは三途の川でしょうか?つまり橋の向こうは現ではなく常世。現世と切り離された死後の世界でミニスカ浴衣の可愛子ちゃんが天国(意味深)に連れて行ってくれる……と。そう思うと期待に胸が高鳴りますね。死後の世界って2万円で行けるんだな。

書き忘れてましたが衣装はミニスカ浴衣らしいです。100点。

 

橋を渡りカーテンの前に立ちます。ボーイは注意事項の説明を一通りした後、「ではお楽しみください」と言ってカーテンを開きました。そこに立っていたのは。

 

 

黒のショートカット。

 

若く可愛い顔立ち。

 

そしてエナメル生地で光沢のあるミニスカ浴衣を身に纏った小さな体。

 

 

良いじゃない……

 

足首まで隠れる本来の浴衣も好きですが、こうしてズバッと露出を増やすのも悪くはありませんね。本来の奥ゆかしさを微塵も感じさせない可愛さ全振りの当浴衣ですが、だからこそ惹かれる物がある。これも時代のニーズに合わせた新しい形と言えましょう。守破離の体現、ここに見たり。素直に勃起です。

 

「よろしくお願いしまーす!」と笑う彼女に案内されエレベーターに乗ります。死後の世界にもエレベーターってあるんですね。知らなかったな。(この設定まだ引き摺るんですか?)

 

指定された階に着き、部屋に案内されます。そこそこ広い部屋は受付と同じく和風で、浴槽は瓶風呂で壁には掛け軸がありました。なんて書いてあったかは忘れた。女の子しか見てなかったから。

 

二人で椅子に腰掛けしばし談笑。2年近くも前なので何を話したのかは覚えていませんが、一つだけ決定的に覚えてる発言があります。それは

 

 

「その浴衣、俺も着てみて良いですか?」

 

 

です。は?

 

いやあまりに可愛かったから。なんか僕も着てみたいなって思っちゃったんですよ。だって浴衣な上にミニスカですよ?そんなの着れる機会中々無いでしょ。あってたまるかよ。

そんな僕の無茶振りでしたが、彼女は笑いながら「え!全然いいですよwwwww」と言ってくれました。優しいね。俺が君だったらスタッフ呼んでるよ。そう思うんならやるなって話だけどさ……

 

「マジで!?」と喜んで服を脱ぎ出す僕の後に続いて、彼女もスルスルと浴衣を脱いでいきます。目の前には下着姿の女の子。そしてその子にミニスカ浴衣を着付けされるパンツ一丁のハゲた男。逮捕だろこんなの。

ただ小柄な彼女に対して僕は体が大きい方だったので、当然ですがサイズが合いません。生地の少なさに関節の可動域は著しく制限されていき、着終わる頃には浴衣と言うより着るサブミッションと化した当衣装でしたが本人は満足でした。「俺世界一可愛くない!?」と言いながら袖をヒラヒラさせます。口を慎めゲテモノきっと足の痛みの所為です。どうかしてた。

そして気を良くした僕はそのままの格好で出口に向かいます。

 

「じゃあ僕帰りますんで」

 

「まってまってまって」

 

 

 

体を洗い二人で瓶風呂に浸かります。右隣に座る裸の彼女の肩に手を回しながら眼前の掛け軸を眺める様はまさに殿様そのもの。成る程これは……気分が良い……

その事を彼女に伝えると、彼女はあははと笑い「お殿様〜〜〜」と言いながら僕の胸に寄り添って来ました。そういうのやめろマジで。好きになっちゃうから本当に。いくら欲しいのか言ってみ?おじさんお金持ちだから(高卒会社員)

 

風呂から出て体を拭きます。そしてベッドに横たわる訳ですが、もうね。とにかく足が痛い。ずっと痛い。

さっきからふざけた事ばっか書いてましたが、その間もずっと痛かったんですよ。マジで長男じゃ無かったら泣いてた。痛いなぁ。痛いなぁ。

 

なのでやっとの事で仰向けに寝ると、後はお願いしますとばかりに身を委ねます。あらかじめ怪我の事も伝えてあるので、彼女もあまり左足に触れない様に行為を始めてくれました。なんか要介護人みたいだな。

 

しばらく色々と責められていた訳ですが、正直あまり気持ち良くない……いや、気持ち良いは気持ち良いんですがどうしても足の痛みが快感の妨げになってしまいます。脳のリソースの奪い合い。痛み快感の脳内綱引き。性の運動会……(?????)

 

あまりにもゴールが見えないので、ここらで一つ手を打ち出します。題して「恥ずかしい格好をして羞恥心と快感で痛みの事なんて忘れちゃおう」大作戦。悲しい程にドM。仕事中もこんな事ばっかり考えてます。(そしてミスをする)

いつも書いてますが羞恥プレイが大好きな僕なので、ここらで変なポージングが及ぼす羞恥でブーストをかけようと思ったんですが、いかんせん足が痛いのでポーズにかなり制限がかかりました。バカ過ぎるだろ。諸悪の元凶を失念するか普通。

結局なんとか出来たのが四つん這いだったんですが、左足は痛くて膝が立てられなかったので膝を浮かして後ろに突き出す様なポーズをとりました。四つん這いというよりクラウチングスタートだろこれは。全裸でどこに向かう気だお前は。

こっちから何も見えない状態で向こうからはこちらの恥ずかしいところが全て見られるというこのポージング。しかしこれをもってしても中々ゴールが見えません。すると彼女がこんな事を言いました。

 

「この状態で乳首舐めながら手コキしてみよっか?」

 

 

???????

 

 

そう言うと彼女は四つん這いになる僕の右脇から、仰向けに上半身を滑り込ませ乳首を舐めながら手コキをしてきました。え?何この状況。

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(出典:おえかきノート)

 

正直意味が分かりませんでした。確かにプレイ前に乳首も感じるとは言ったし、多分最中に手コキが1番好きとも言ったんだと思う。だから多分彼女なりに考えて、本人の希望するこのポーズに、乳首を責めて、同時に手コキをすれば最高に感じると思ったんだろう。確かにこうしてみれば俺の好きなもの選り取りセットだもんね。

でも違うんだよ。四つん這いが好きなのはあくまで自分だけが一方的に視姦される状況だからであって、決してその体制自体が好きな訳じゃないんですよ。

ましてやこんな少し視線を下げると女の子が子牛の様に自分の乳を吸ってるなんて事になってたらいよいよ意味が分からなくなってしまう。これは……一体なんだ???

 

まるで乳牛にでもなった気分だ。てか冷静に考えると共通点がある……!

 

まず乳牛と言えば。これは皆んな口を揃えて言うだろう。そう乳搾りである。

牛の長い乳首に手を添え、優しく握ると牛乳が出るあれだ。小学生の校外学習とかでやった人も多いと思う。俺はやらなかったけど。

では今回のケースに当て嵌めていこう。まず俺の乳首が長いか否か……残念ながら否だ。人間の男なので豆粒以下の大きさしかない。

では今度はミルクが出るか。これも否だ。何故なら俺は生物学的にオスだからである。オスからはミルクは出ない。いや分からない。出る生き物ももしかしたらいるのかもしれないが少なくとも人間のオスからは出ない筈である。

なら乳搾りは今回のケースに当て嵌まらないのか。それも否だ。失念している部分がある。長く、握るとミルクが出るもの……それは何もとは限らない。

 

 

 

そう、チンチンである。

 

今俺の股間にぶら下がる長い物体、そこを擦り続けると何が起こるか……そう、ミルクが出るのだ。おまけに俺のポーズは四つん這いだ。そのポーズに下に伸びる細長い物体を擦るとミルクが出る構図……完全に乳搾りと言って差し支えないだろう。Q.E.D. だ。証明終了……

 

……いやまぁミルクじゃないですけどね。子供を育てる為の物って言うか子供そのものの片割れと言うか……まぁその辺は些細な違いなので置いときましょう。

 

おまけに乳搾りをされながら搾乳までしちゃってるんだからとんでもないですよ。本当。まぁこっちもミルクは出ませんけど。構図だけ見れば完全に搾乳ですからね。こういうのは中身じゃなくて見た目ですから……。

 

こうして乳搾りと搾乳を同時にこなすハイブリッドスーパー雌牛(人間の男)となった僕はある感情に脳のリソースを全て持っていかれました。それは快感?それとも痛み?いや答えは

 

 

 

 

笑いです。

 

 

そりゃそうでしょ。今の姿を客観的に見た所を想像すれば想像する程面白くなっちゃってずっと笑いそうになってました。てか耐えられなくて最後笑っちゃったし、結局そのプレイはやめてもらいました。セックスのプレイを「面白過ぎるからやめよう」って発言でやめにしたの初めてだったな。

 

結局最後どう終わったのかはあまり覚えていません。ただちゃんと出す物は出したって記憶はあるのでまぁなんかしら頑張ったんでしょう。知らんけど。

 

こうして足の痛みを抱えながらも一連の流れを済ませ、可愛らしく浴衣をヒラヒラさせる彼女に見送られながら足を引き摺る僕は店を後にしたのでした。

そして友人と合流し、お互い満足したと笑いながら、コーヒーとタバコを肴に寂れた風俗街の一角で談笑した、そんな7月の話でした。

 

おわり。

 

 

 

 

 

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ちなみに当時の足の写真があったので載せときます。

こんなんで風俗行ったの、頭おかしいよ、今思うと。

柔術で肩を脱臼した時の話

 

畳から足が離れ宙を舞う中、僕は(この人絶対嘘ついた)と頭でなく直感で気付いたのであった。

 

柔術と柔道は少しだけ違う。柔道では綺麗に投げ背中から叩きつければ『1本』となり試合が終わが、柔術の場合はそこから先に寝技がある。というより、柔術の肝とはその寝技にあり、柔道が立ち技中心の武道なら柔術は寝技中心の武道である。勿論柔道でも寝技はあるが、少しこう着状態になるだけで『待て』という仕切り直しが入り、またお互いの立ち位置まで戻ると立ち技から始めるのである。

しかし柔術にはそれが無い。なので試合が始まり、寝技でこう着状態になっても試合終了まで延々寝技が続くのだ。男同士で揉みくちゃになり、こう着状態になり、素人から見れば退屈以外のなんでもない地蔵の見物かの様な試合内容も、柔術の世界では当たり前のように見る光景である。

 

そんな柔術のサークルに僕は数年前から通っている。週に2度、月曜と土曜の夜に開かれるその練習会には仕事を終えた屈強なオッサン共が集まり、汗塗れになりながら揉みくちゃに絡み合い、相手の首を絞めあげたり腕を捻ったりしてはその快感に酔いしれるのだ。

ある日、いつも通り練習しに武道館に訪れ更衣室のドアを開けると、よく見る人達の中に1人知らない人がいた。齢はおそらく僕とあまり変わらない。既に着替えを終え真新しい柔術着を着ていた彼の腰には、白帯が巻かれていた。

 

ーー体験者かな?

 

挨拶を交わし軽く会話をする、聞くと最近この辺に引っ越してきたらしく、体が動かしたくて調べたところここを見つけたそうだ。元々柔道を少しかじっていたので、柔術は初めてだが興味があるので足を運んだそう。僕自身も中高6年柔道をかじってから柔術を始めてので親近感が湧いた。一緒に強くなれたらと思った。

 

……この時、ここでの会話があの無残な結果のきっかけになるとは露程も思わなかった。

 

 

着替えを終え、階段を上り2階の武道場へ向かう。体育館より少し狭いくらいの広さは半分が剣道の人達が使っており、一歩間違えば狂人かと思うような彼らの叫びを聞きながら、畳の敷かれたもう半分の方へ向かった。

 

ウチのサークルには決まったメニューが無い。各々適当な人と技の研究やら準備運動などをし、ある程度の時間になったら終了までスパーリングを流し続ける。そんな軽いノリのところだ。(実力は全然軽くないが、強い人いっぱいいる)

なのでお互いの合意を得れば別に柔術の練習じゃなくてもいい。なんなら柔術の練習をせずにキックボクシングの練習をしてる人達もいるし、結構自由度は高い。実際僕も初めのウォームアップで打撃のスパーリングをするという狂った事を毎回していた。ここにいるのは柔術以外にも心得がある人ばかりなので毎度ウォームアップでボロ雑巾のようになってしまう。ライトスパーなのでダメージはないが、それでも普通に疲れるしヘバるのは当然といったところだ。

 

その日も当たり前にボロ雑巾にされ、飲み過ぎによる嘔吐直前みたいな息切れを起こしながらひたすら水を飲む生き物になっていた。客観的に見てそんなめちゃくちゃキツい練習というわけではないが、致命的にスタミナが無いのでこうなるのは毎度の事だ。

ある程度息を整え、休憩がてら周りを見回す。体験者の人は経験者の人達に色々教わっていた。スパーリングの時間までまだ少しあるので、僕も別の人と技の研究等で時間を過ごした。

 

そしてスパーリングの時間、たまには立ち技の練習がしたかった僕は体験者の人にスパーをお願いした。最初に書いたように柔術は寝技中心なので、スパーではすぐに寝技に入ってしまう。場合によっては寝技から始めるなんて事もよくある話だ。

しかし柔道出身者としてはたまには立ち技も練習したい。なので柔道出身で柔術未経験の彼はちょうどよかった。そういう人は間違いなく立ち技にも本腰を入れる。1セット(5分)半々くらいで立ち技も寝技も出来ればと思ったのだ。

よろしくお願いしますと握手に近い動作でタッチし合い、お互い胸ぐらを掴み組み合った。その瞬間、僕の頭は(?)で埋め尽くされた。

 

 

(……力強くない?)

 

いや腕力が強いとかそんな単純な話じゃない。立ち方が、重心の配分が、力の込め方が体捌きがそしてもちろん腕力が、〝全て〟が〝強い〟

 

嫌な予感がした。もしかしたらもしかしなくてもこの人普通に強い。軽く流そうかと思って落ち着いてた僕の心臓の鼓動が、焦りからか次第に速くなっていく。

しかし僕にも自負がある。曲がりなりにも柔道を6年間やっていたという自負が!楽な練習時間を過ごす為にタメの部員と口裏を合わせ、それっぽく見えるけど絶妙に疲れない練習をしたり、ダラダラと補習を長引かせ部活に参加しなかったり、レギュラーじゃなかったから試合会場でタイマー係とかやってた高校部活の自負が!全然ダメじゃねーか!(言い訳していい?中学はちょっとだけ頑張った)

 

それでもここでの柔術は真面目にやっていたので負けるのは悔しい。気持ちを切り替え僕は全力出した。が、

 

 

……この人、想像以上に強い。

 

正直、相手の激流の様な攻めの姿勢に防ぐのが精一杯である。頭おかしいよこの人。力も強いし、足技の連携も上手いし力強いし、崩すのも上手い。あと力が強い。いや強いって本当に。ふざけんなよ……

 

それでもまだ希望があった。今思えばそこまで押し込まれてどうしてそう思うのか訳が分からないが、柔道をかじってたという言葉がまだ僕の頭の中にあり、それが一段と僕をムキにさせた。

 

 

(少しかじってたくらいの白帯に負けてたまるかよ!)

ちなみに僕も白帯である。同じじゃねーか。

 

瞬間、相手が大技の体制に入った、自分の足を使って相手を跳ね上げ投げる内股という技だ。

僕はそれに気付いて全力で腰を落とした。上体にも力を入れ自分の出せる全力で技を防ごうとした。しかし、

 

 

相手は、そんな僕を根こそぎ引き抜く様に僕を跳ね上げた。

 

 

宙に浮かびながら様々な感情が駆け巡る。文字にすると長々とした説明になってしまう感情も、実際に味わうのは一瞬だ。あの体が浮かび上がった一瞬の間には、確かに僕の頭にはこれらの感情が駆け巡った。

 

多少崩されてたとはいえ耐えるには十分な姿勢。

そんな状態での柔道経験者の全力の〝耐え〟

 

しかし、それを根こそぎブチ抜く暴力的な内股。

 

 

「柔道は〝少し〟かじってました!」

 

〝少し〟かじってました!」

 

 『少し』

 

 

それは

 

それは

 

それはお前……

 

 

(少しかじってた奴が出来る芸当じゃねーんだよっ!!!!!!)

 

浮遊状態でこの人の嘘を確信する俺に徐々に畳が近付いてくる。ここで背中からまともに打ち付けられれば、柔道ルールでいえば確実な負け。これは柔術で寝技もあるのでそれでも問題ないが、カケラ程残った元柔道部の意地が僕の体を動かした。

 

絶対に背中から付きたくない。そうならないように体をひねる。宙で半身気味になる体。そして……

 

 

グシャッ

 

右肩から落ちた。

 

衝撃の割に痛みはそこまで無かった。しかしそれはアドレナリン等が出てた所為だろう。その証拠に僕の肩にはさっきまで無かった出っ張りがあった。あと(あ、これいったかも…)というほぼ確信に近い直感もあった。悲し過ぎる直感である。

 

スパーを休んでいて、その様子を見ていた人が僕の前まで来てくれた。整骨院を営んでるその人は僕の肩をみて「あー…これは今日はもうやめた方がいいよ」と言ってきた。

「肩は上がる?」と言われた僕は「あー、それは全然大丈夫そうですね!」と何度も万歳をしてみせた。事実この時は普通に動いたからだ。今思えばアドレナリンのおかげだったけど。

 

結局その日は練習をやめにして最後まで見学していた。体験者の人にも謝られたが競技の性質上仕方ない怪我なので、大丈夫ですよ!とこちらも返してその日はお開きとなった。

 

体験者の人は早々と帰っていった。更衣室にはまだ数人残っており、僕の肩を見てくれた整骨院の人が、針付きのピップエレキバンを貼ってくれるというのでお願いした。

 

「痛みはどう?」

「段々痛んできましたね…肩より上に上げるのはちょっと…」

「肩から落ちたもんねー。強かったでしょあの人」

「強かったですねー。柔道少しかじってたって言ってましたけど、絶対嘘ですよ」

 

「少し?あの人柔道3段って言ってたよ?」

 

 

 

…………はい?

 

「え、3段?」

「うん。あと職業は警察だって」

「ああ、そう……」

 

 

……いや確かにね、段数じゃ測れない事もありますよ。場合によっては書類提出でなれちゃったりもするし。

 

でもさ、だけどさ。

 

20後半ていう全然動ける年齢で、職業警察で、それで柔道3段かじってるって言わないって……

 

それを知ってたら俺だって変に耐えたりしなかったよ。だって勝てるわけねーもん。

 

施術も終わり、皆に挨拶して車に乗ります。気持ちが落ち着いてくたび痛みが増していく。これから1時間近くも運転するのか…

 

痛む利き腕でハンドルを握りながら、明日は病院かなーとそんな事を考えて、沈んだ顔に帰路についたっていう3年ほど前の話です。ちゃんちゃん。

終わり。

 

 

 

 

ちなみに怪我は『肩鎖関節脱臼』という怪我でした。そして後から聞いた話ですが、体験者の人はそれ以降は来なかったらしいです。

 

 

僕のせいじゃ、ないといいな……

 

 

男の娘風俗に行った時の話

 

(男抱いてみてぇな……)

 

去年の秋、平日休みを利用して行った海辺の温泉に浸かりながら僕はそう思いました。誰もいない露天風呂、眼前に広がる広大な海を眺めている時に何故男性との性行欲求が生じてしまったのかは未だに謎なんですが、なっちまったもんは仕方ない。僕は急いで風呂から出ると【男の娘 風俗】Google検索をし、気付けばそこから80キロ離れた地に立っていました。この書き出しもデジャビュだな……

 

パーキングに車を停めその時を待ちます。今回指名した嬢をそうですね…Hちゃんとしましょうか、まぁHなのは僕の方ですけどね。H拗らせて守備範囲外の筈の同性に行ってしまうのはHと言うより錯乱に近い気もしますがそこはまぁ良しとしましょう。こういうのは突然なんですよ。衝突事故みたいなもんなんで黙って受け入れるのが男ってもんです。(本当にそうか?)

 

と、そういえばHちゃんを選んだ経緯がまだでしたね。Google検索で出てきた女装デリヘルサイトの出勤情報を見て1番可愛い子を選びました。以上です

 

いやだって本当に可愛かったから……一見して普通に可愛い女の子だったし、こんな可愛い子の股間男根がぶら下がってると思うとギャップに目眩がします。こんなエロ漫画でしか味わった事がない感情を現実世界で味わえるとは思いませんでした。しかもそんな子を?俺が?抱く事が出来ると。興奮し過ぎて頭がどうにかなりそうですね。まぁ温泉浸かってた時点で既に壊れてたと思いますけどね。じゃないとこんな行動起こさないだろ。

 

そんなHちゃんは既に予約が入ってました。空くまで1時間半待ちと言われたので黙ってその時を待ちます。完全に気持ちはHちゃんです。

 

現在時刻は19時半。今回はデリヘルなのでホテルも押さえないといけません。なので21時の15分前にはホテル入って連絡しないとな……なんて事を考えてたら、『Hちゃん予定より早く終わりました!』って連絡が20時20分くらいに来て焦りました。いや前倒し40分ははえーよ。こちとら緊張で震えながら時計を凝視し続ける様な状態だったもんだから心臓が弾け飛ぶかと思ったよ。覚悟の時間をもう少しくれ。

 

気を落ち着ける為にラマーズ法で呼吸を繰り返しながら近くのホテルに向かいます。部屋の鍵を受け取り、お店に番号を伝え、ベッドに腰掛け再びラマーズ法。この緊張感と呼吸の感じ、ラソン大会の走り出し直前に近いものがあるかもしれない。やってやるよ…俺は…やるぞ…!

 

しばらく待っているとガチャっという音と共にドアが開きました。そこに立っていたのは……

 

 

金髪ロングのウィッグ。

 

若干の男っぽさはあるものの綺麗な顔立ち。

 

ホットパンツ。

 

 

完全に当たりだ。

 

僕はそう思いました。今まで幾度となくパネルマジックの憂き目に遭い、写真に対してはもはや諦念の感情すら抱いていた僕なので、最悪バンドマンみたいなただのロン毛の男の人が来る可能性も視野に入れていたんですが完全に杞憂だったようです。そりゃ写真の方が可愛いとは思いましたが、全然許容範囲内ですね。初めてでこれは嬉しい…

 

「こんばんはー!」と言う声は勿論男の人のものだったので、ああ、これから本当に男の人とやるんだと期待と緊張で再び心臓が高まります。不整脈持ちだったらこのまま終わってたかもしれないですね。そんな死に方嫌すぎるだろ。

挨拶を交わした後はベッドに座る僕の横に腰掛けたので、そのまま普通に会話を楽しみます。

 

Q:どんな経緯でこの仕事を?

A:友達に言われてですね!「お前なら絶対人気出るから!」って言われて、僕もちょっと興味あったんでやってみようかなと。

 

Q:じゃあ男性相手でも大丈夫だった感じ?

A:そうですね。元々男の人が好きだったので、こういう仕事も面白いかなって。

 

Q:なるほど…正直ぼく同性は守備範囲外で、申し訳ないんですが今回も好奇心みたいなもんなんですけど、そういう方もいらっしゃいます?

A:いますいます!女の子とやっても中々イけなくて〜なんて方が興味で遊んでくれたりしますね!

 

Q:やっぱいるんだ…ちなみに皆さん満足してるんです?

A:この前の人は2回イッてましたね笑

 

Q:それは凄い笑 じゃあそろそろシャワーの方を……あ、すいませんシャワー浴びる前にホットパンツ越しに触ってみてもいいですか…?

A:全然いいですよっ!はいっ!

 

 

 

フニッ

 

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チンチンがある……

ビックリした…いやまぁ当たり前なんだけどこんなふうに人のイチモツを掴む機会なんてないからね…しかもそれがこれから寝る人相手なら尚更の事だから…思わず一瞬宇宙ネコになってしまったよ…こいつは参った…

 

お互いに全裸になり風呂場へ向かいます。全裸と言っても流石にウィッグは外さないHちゃんです。そりゃそうだ。それまでとったら女装じゃなくてただの華奢な男の人になっちまうもんな…コンセプトガン無視になってしまう。

 

普通の風俗と同じで体を洗ってもらいます。その間僕の視線はどこに向いているか。ちんこだよ。そこ見ないで他にどこを見るってんだい。シューティングゲーム自動マーキングよろしく僕の視線はそこに釘付けです。だって…ねぇ?この状況で…ねぇ?そりゃ見るでしょ。

普段はチンチンが1本に凹が1つな筈のこの状況に、チンチンが2本あると言う異常性。そのかわり凹はありません。あるのは後ろの凹2つ。どっちが組み伏せ凸を突っ込み屈服させるか、文字通りこれは男と男の漢を賭けた勝負と言っても過言ではないでしょう。絶対に負けられねぇ勝負ってのが男にあるんです。望むところだぜっ!

 

 

まぁ今回の子はそもそも自らが挿れるのはNGだったので、自動的に僕が突っ込む側になりましたけどね。対あり。

 

後なんかめっちゃ高まっちゃって、意味分からんくらい勃起しました。とりあえずその情報を事前に伝えておきます。

 

 

体を清め終わり、2人でベッドに腰掛けます。そしてHちゃんに仰向けになってもらい。まぁ色々とあれこれをし始める訳ですよ。

 

そしていきなりクライマックスです。なんでってそりゃね……男である筈の俺の眼前に怒張した男根がそびえてるとなっちゃクライマックスと言わずになんて言うんだいって話ですよ。人様の勃起チンポをこの至近距離で見るなんて後にも先にもこれが初めてだいってな…いや当たり前だろ。

これが女性から見える世界なんだなぁなんて思いながら意を決し、僕は、その肉棒を

 

 

 

 

咥えました……

 

 

はい、やってしまいました。もう言い逃れ出来ませんね。その時まではただの風俗好きの兄ちゃんだった僕でしたが、この瞬間から大型獣脚類フェラチオサウルスと相なってしまった訳です。こんな筈じゃなかったんですがね。運命の歯車はいつ狂ったのか。前倒しの連絡が来た時か、温泉に浸かっている時か、それとももっと昔から狂い始めていたのか。その真相は神のみぞ知ると言ったところですが、揺るがない真実が1つだけあります。僕はチンチンを咥えました。

 

まぁ冗談は置いといて感想ですが(それもそれでどうなんだ)。なんだろ…なんか普通に肉棒って感じでしたね…似たような口当たりの物って多分俺の人生じゃ無かったとと思うんですが、そうとしか形容できないかなぁ…いやまぁ実際肉棒なんで当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。普通に普段自分のを触ってる時の感触を口で感じたってくらいの認識ですかね。

 

そんな僕の初フェラチオも終わり、今度は逆にしてもらった挿れたりした訳ですが、これじゃイけないのは今回も同じだったので、やっぱり最後は手コキになりました。そこは普段と変わりませんね。

 

ただ今回決定的に違うのはチンチンがもう1本あるという事です。言いたい事分かりますかね?

ちんちんが2本あって、どちらも手コキをする事が出来るって事ですよ?ならやる事は1つでしょ。

 

 

 

 

ガンマン勝負です。

 

 

ここに来て男の勝負に持ち込めるとは思わなかったので俄然燃え上がります。お互い近くに寄ってお互いのものを扱き合い、早くイッた方が負け…自慢のピストルがどれだけタフかを競い合う正に男同士の戦いです。しかも向こうが射精した場合、オプションで4000円取られるというハンディキャップ付きです。ただでさえ大金を払ってる上に勝ちに固執すると更に金を取られるという状況下でしたが覚悟は決まってます。これでも多少は強い男を自称してんだ。こんな華奢な男に……難なくイかされて敗北顔を晒す訳にはいかねぇんだよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

負けました。

 

割と長期戦でしたが普通に負けましたね。いやダメだ。この一晩でフェラチオサウルスになった上に雑魚チンポにまでなるなんて思いもしませんでした。いやもういいや。こいつ強いわ。強い。俺の負け。対あり。フェラチオ雑魚チンポサウルスとして僕は余生を過ごします。これが敗者の末路です。

 

いやぁでも、冷静に考えると絵面が凄まじかったと思いますね。

片や女装が似合う華奢な男性に対し、もう片方は程よいガタイの良さと坊主に髭というゲイポルノ男優のお手本みたいな風貌だったので世界観の差が凄い。

男の娘漫画のヒロイン薔薇族の主人公という需要が迷子の歪んだクロスオーバーとなりましたが、まぁこれも経験という事でいい思い出になりました。Hちゃん、お相手ありがとうございます。いい思いさせてもらいました…

 

 

と言うわけで、今回の女装風俗初体験はこれで終わりです。どうだったかな?みんなも行ってみたくなっちゃったかな?正直に言えっ!

 

実は正直言って僕はもういいかな…って気持ちがあります。いや、て言うのもですね…

 

 

 

賢者タイムが凄まじいんですよ……マジで……

 

 

 

これは完全に僕だけが悪い話なんですけど、やっぱり元々守備範囲外だった同性ってのは思ったよりカウンターが強かったみたいで…なんか性欲が0になるどころか突き破って鬱にまでなっちゃって…その日の夜は中々眠れませんでしたね…男とヤっちまったのか…みたいなね…

 

もう1回言いますけどこれはあくまで異性愛者の僕が勝手やって勝手に落ち込んだだけの話なのでそこは悪しからず…決して同性愛を否定する様な話では無いのでその辺は理解と勘弁をしてもらえると助かります。

 

いやでもこういった経験を出来たのは本当によかったですね。その時は凹んでも、やっぱりあんまり経験できない事を経験できたってのは素直に嬉しいです。行為中はめちゃくちゃ興奮したってのもまた事実だしな。あの瞬間は本当に楽しかった……

 

 

後はあれですね。皆さんお酒って飲みます?まぁこれ見てる人なんかは大人が大半でしょうしきっと飲んだことあるでしょう。

 

酒ってさ、めっちゃ飲んで地獄みたいな二日酔いになった時「二度と飲まねぇ」ってなりますよね。これが酒飲みのあるあるネタとして確立してる以上多くの人がそれを体験してると思います。

 

でもまた飲んじゃうんですよね。人間て馬鹿だから。その時は「もういいや…」って思ってても、時間が経って苦い思い出が薄れてくるとまた同じことを繰り返しちゃう。アホですねぇ。

でもそういうものですよね。人間て。時間が経つと大抵忘れて同じ事をする。そんなもんです。そんなもん。

 

 

なんでそんな話をしたかって言うと…ねぇ?

 

 

だから、ねぇ。つまり、ねぇ。

 

 

 

 

まぁ、そういう事ですよね。

 

 

 

 

 

緊急事態宣言、早く終わんないかなぁ。