篠崎の独り言

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衰退の一途をたどる、ガンシューティングの思い出

  1月の発売から3ヶ月経ちますが、CAPCOMよりバイオハザード2のリメイクが出ましたね。

BIOHAZARD RE:2 Z Version  - PS4

BIOHAZARD RE:2 Z Version - PS4

 

  今やバイオハザードの顔役と言っても差し支えないレオンとクレア。この2人の原点とも言える当作品の満を持してのリメイクに、多くのユーザーが歓喜の声を上げたのではないでしょうか。

 バイオハザード2と言えばシリーズの中でも屈指の名作と名高いですよね。「歴代最高のバイオハザードと言えば」という議論には必ず名前が上がる人気作です。

 かくいう僕も小学生の頃にめちゃくちゃハマりました。当時のバイオハザードは今の後方から追いかけるタイプのTPSシステムではなく、ある角度からの固定視点の上のラジコン操作タイプだった為、操作方法の難しさに最初戸惑ったのを覚えています。

 具体的な数字を出すなら開始地点で7回死にました。今でも数字を覚えてるって事はよっぽどムカついて悔しかったんでしょうね。実際キレそうな程ムカついてましたし。よく頑張ったよ、当時の俺。

 他にも救急スプレーを取ろうとしたらガラスをぶち破ってリッカーが現れた所や、部屋を出ようと思ったら天井をぶち破ってリッカーが現れたりと思い出と言うよりトラウマと言った方が正しい記憶も鮮明に覚えています。大体リッカーの所為。

 中でもバイオ2で1番思い出深いのは、実質最終ボスと言っても過言ではないG第4形態の戦闘中に、持っていた銃の弾が全て切れてしまい、ダメ元でコンバットナイフで刺してたら倒してしまった事ですね。あれはビックリした。

 バイオ4以降だと結構強いイメージがあるコンバットナイフですけど、バイオ2のナイフって刺して遊ぶだけなんじゃないの?ってくらい敵を倒せないんですよ。あまりにも攻撃力が低いの。

 ハンドガンで数発パンパンすれば倒せる様な雑魚ゾンビも結構な量刺さないと死なないですからね。まさかGもそんな雑魚ナイフでトドメを刺されるとは夢にも思わなかっでしょうね。

 さて、ダラダラと思い出話を語ってしまいましたので、ここらでそろそろタイトルを絡めていきましょう。ここまで書いといてなんですが、バイオハザードサバイバルホラーゲームであり、タイトルで書いたようなガンシューティングゲームではありません。

 じゃあ何故バイオハザードの話をしたのかと言うと、単純に僕がしたかったからです。それ以上の理由はありません。

 まぁこれから話す思い出話にちょろっと出てくるので完全に無駄かって言われるとそうでもないんですが、まぁ別にいらなかった下りではあります。ごめんね。

 無駄な前書きも終わったので本題の話をしていきましょうか。切り替えていきましょう。

 

初めて触れたガンシューティングバイオハザード

 

 さて、今書いたように人生で初めてプレイしたガンシューティングですが、『ハウスオブザデッド2』です。多分普段ゲームをやらない方でもゲームセンターとかで見た事はあるかも。

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド 2&3 リターン - Wii

ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド 2&3 リターン - Wii

 

 当時、親戚の家に今や懐かしいドリームキャストが置いてあり、アーケードの他にもドリキャス用にソフトを出していたこのゲームをやらせてもらったのが始まりです。

 僕の微かな幼稚園の頃の記憶に、このゲームのボスのモノマネをしている姿があるので、おそらく年長、6歳の頃ですね。絶対やっちゃダメな年齢でしょ。

 齢6つにして化け物を射殺する快感に目覚めてしまった僕は、それからというものガンシューティングに激ハマり。ゲームセンターに行けばガンシューティング以外は全くやらないという危険思想さながらの幼稚園生になっていました。

 ちなみにこのハウスオブザデッド2。人気過ぎて派生作品とか出てくるんですが、その形式がゾンビに書かれた文字を打って倒すタイピング練習ゲームタッチペンで英語を入力しゾンビを倒すDSソフトなどとお前はどこの脳トレゲームなんだとツッコミたくなる様なザマとなっています。当初のホラー要素はどこに行っちゃったの。

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 銃の代わりに首からパソコンを下げる主人公達、あまりにもシュール過ぎる。

 

 話を戻して更にそこから数年後、恐らく小学2年生くらいの頃に父親に「何か欲しいゲームはあるか」と聞かれました。

 それまでプレイステーションスーパーファミコンなどのハードはあったんですが、ソフトの全ては元々親がやりたくて自分で買ったものばかりだったので、僕に欲しいゲームを訪ねたのはこれが最初だったと思います。

 そしてその質問に僕は「銃を撃つゲームがやりたい!」と答えたのを覚えています。どんだけ血に飢えてたんでしょう。末恐ろしいガキですよほんと。

 そんな僕の要望を受け、数日後父親はバイオハザード ガンサバイバーを僕に買い与えました。

 

バイオハザード ガンサバイバー

バイオハザード ガンサバイバー

 

  いくら要望に応えたかったとは言え、8歳の子供のプレゼントにバイオハザードをチョイスする父親もどうかと思うんですが、要望通りのプレゼントに僕は大喜びした記憶があります。普通怖がるだろこれは。

 ちなみに折角なんでゲーム紹介なんですが、本作はバイオには珍しいFPSになってます。当時のバイオはまだ冒頭で書いたラジコン操作タイプしかなかったので、これは意外な試み。

 記憶喪失になった主人公の青年が、ゾンビや怪物と戦いながら島を脱出するというまぁバイオにはありがちなストーリーとなっております。最後は当然爆発オチ。

 そしてこのガンサバイバー、なによりも驚くのがセーブ機能が無いんですよね。ゲームを消したりコンテニュー上限まで死んだら問答無用でゲーム開始地点まで戻されるという中々のスパルタ仕様です。

 一応それまでに入手した武器やアイテムは持ち越せるので、何もない裸一貫の時と比べれば多少は楽になりますが、一度通った道を再度通ると言うのは結構しんどいものがありますよ…

 しかも当時は小学生。ゲームは1日1時間というテンプレートの様なルールがあった我が家では非常に相性が悪いゲームです。

 それでも1度、友達が遊びに来てる時に例外で1時間以上ゲームをやらせてもらった時に、友達と食い入る様に画面を睨みながら見事クリアしたような記憶がありますね。もはや執念。

 これ大人になってからは殆ど触れてないのでわからないんですが、いくらイージーモードとは言え8歳の子供がクリア出来るもんなんすかね…確実に当時の自分の方が今の自分よりゲームが上手いですよ。今やってるゲームと言ったらスマホアプリの糸通しくらいですからね。

 

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 ガラケー時代から好き。

 話が逸れましたが、その後もバイオ2などを買ってもらい、家ではバイオ、ゲーセンではハウスオブザデッドととにかく銃を撃ちまくる日々が続きます。僕のガンシュー黄金期の始まりですね。

 

その後プレイしたゲームの数々

 

 その後も僕のガンシュー好きはとどまる事を知らず、ゲーセンに行けば『ハウスオブザデッド』『タイムクライシス』『サイレントヒル』などのガンシューティングにのめり込んでいきます。

中でも特にハマったのがロストワールドですね。

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 これは上で挙げた物たちと違って箱の中に入ってイスに座りながらやるタイプです。『パイレーツオブカリビアン』のガンシューもこのタイプですね。

 当時の他のゲームよりもスピード感があったんですよねこのゲーム。素早い恐竜達を撃ち殺しまくる爽快感に夢中になっていました。

 後はマイナーどころだと、警察官になって犯罪者やヤクザなどと戦うザ・警察官というゲームにハマっていました。

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 今では全く見なくなりましたね。

 このゲームの面白いところは、相手の弾を実際に体を動かして避けれるというシステムです。画像の下黄色いマットがセンサーです。多分。分からん。

 なのでプレイ中は体が動く動く。ゲームに夢中になってる間は気づかないんですが、ふくらはぎ辺りに猛烈に疲労が溜まるので注意が必要ですね。

 お陰で僕はプレイ終了時、歩き出すと同時にふくらはぎを攣ってその場で足を抱えながらひっくり返るというあまりにも情けない状態になってしまいました。恥ですよ恥。

 そんなこんなで、色々なガンシューに手を出した当時の話です。

 

その後、次第に離れ始める

 

 思いの外語り過ぎてしまったので、少し駆け足でまとめていきます。その後、ドラゴンクエストスターオーシャンなどのRPGハマり始めた僕は次第にガンシューから離れていきます。

 極め付けに中学に上がる頃にはエロゲーPS2に移植した全年齢版などの美少女ゲームにハマっていき目も当てられない事になってしまいました。その後遺症は今でも続いてますが…

 それでも当時はあれだけハマったガンシューです。大人になってからもゲームセンターで見かける度、フラッとプレイする事も多かったんですが、人気が無くなってきたのか、最近は気付いたら撤去というのが随分目立ってきた感じです。

 小学生の頃から知ってるゲーセンにこの前久しぶりに行ったんですが、いつの間にやらそこからも姿を消していました。ここで朝までサイレントヒルをやったのが遠い昔の出来事の様に感じてしまいます。まぁ時代の流れってやつなんでしょうね…

 そんな衰退の一途をたどるガンシューティングですが、こうして日記に書き綴るくらいには夢中になったジャンルです。僕の青春の1つと言っても過言ではないかもしれません。

 あの日、画面に映るゾンビに向けてガンコンの引き金を引いた興奮は、今でも鮮明に記憶に残り続けてます。