篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

〝小江戸〟佐原。町並み堪能したり記念館行ったりしたよって話

  千葉県香取市にある佐原という所が江戸情緒に溢れており実に趣深いとネットで知り、興味が湧いて調べてみました。そしたら出るわ出るわ素敵な町並み。小江戸という呼び名に相応しい画像群に僕のテンションもうなぎ登り

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  こういった古臭い町並みは大好きですね。発展を続ける現代社会。あっちもこっちもコンクリートの化け物達がひしめく中、こういったお手本みたいな日本味溢れる場所は今や珍しいのではないでしょうか。ゴリゴリのシティボーイである僕が興味を惹かれてしまうのも仕方がないと言えるでしょう。

  というわけで6月29日の土曜日、上記の佐原に行ってまいりました!今回はそんな佐原での一日を書いていきたいなぁと思います。

 

  あと途中自分の事をシティボーイって書きましたけど真っ赤な嘘です。本当は畑と田んぼと海しかないど田舎で育ちました。猫や狸やウサギが道路に飛び出してきますし、昔からいるじーさんばーさんは方言がキツくて何を喋ってるのか全然分かりません。そんな所です。

  はい、これで満足ですか?じゃあ続き行ってみましょう。

 

 

 小雨に馴染む小江戸の風景、あと伊能忠敬

 

  佐原は僕の家から車で1時間ちょっと、距離にして50キロくらいの位置にあります。

  この距離は中々ありがたいですね。普段どこかに出かける時は平気で100キロ超えになるので、半分以下というのは非常に助かります。(主にガソリンと疲労的な意味で)

  朝の9時頃に支度を済ませいざ出発。あまり空模様は良くありませんでしたが、最近傘をさすとあまり濡れないという事に気付いた僕にはまるで問題ないです。皆さんも覚えとくといいですよ。雨の日は傘をさしましょう。

 

  予定通り1時間程で到着、順調だと思われたんですがここで少し問題が発生しました。

  というのも、僕は「入り口付近で駐車場出てくるやろ」とここ佐原の住所をカーナビにセットしてたんですが、予想してた駐車場は経路上には存在せず、そのまま車で小江戸の道に出てしまったんですよね。

  傘をさしながら自らの足で小江戸に踏み込む…そんな風情のある入り方をしたかったのに、古臭い町並みに自動車という科学力の塊で踏み込んでしまったのは失敗も失敗ですよ。初手から台無しです。

  おまけに道もクソ狭いので焦る焦る。一方通行でない事を祈りながら江戸の町を車で駆け抜けました。風情もへったくれも無さすぎる。

 

  塀に愛車のボディをこれでもかと擦り付けながらも無事国道に出ると、専用の駐車場を発見。どうやら入り口が2つあったようですね。ぶっちゃけ最初の道から不穏な感じはしてたんですよ。脇道に次ぐ脇道でしたし。時々こういう変なルート表示するんですよねこいつは。

  以前も友人とフィットネスジムに行くのに住所を入れたら、何故か鑑別所に案内された事がありますからね。まぁ十中八九自分らが住所を間違えたからだと思うんですが、間違いを認められないってのが男ってもんです。だからこれはカーナビが悪い。次から気を付けろよ、ポンコツ。(でもいつも助かってるよ)

 

  

  茶番はこれくらいにしましょう。駐車場に辿り着いた僕は門番(おっさん)に1日のショバ代だと500円をカツアゲされ、無事車を停めることができました。この時何かを何か出来ると何かの券を貰ったんですが、1つも思い出せません。何もらったんでしょうね俺、紙だったって事しか思い出せません。ごめんねおっちゃん。

 

  おっちゃんからもらった券をぐしゃぐしゃに手で握りながら車を出ると、ものの数メートルの位置に伊能忠敬の像が置いてありました。いや、よくわかんない計測器の像だったかも、ダメだ思い出せない。ただ何かの像が建ってたのは確かです。何だったのかまでは思い出せませんが(さっきから痴呆過ぎでは???)

 

  像を横目に道を進むと、まず1つ目の見所を発見しました。これです。

 

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  トイレ。

  いやぁ感動しましたね。平成も終わりを告げ、令和襲来の鐘の音響く今の時代に、ここまで立派にと書かれたトイレなんて早々お目にかかれませんよ。さっき見た何かの建造物よりよっぽど感動しました。

  というわけで記念にパシャり。側から見るとニヤニヤしながら便所を撮影する狂った人間に他ありませんが、それらのレッテルを貼られてでも写真に収める価値がこの厠にはあります。本当にそうか?

 

  便所も撮影しましたしどんどん先に進みましょう。

 

  次に立ち寄ったのは伊能忠敬記念館です。なんでも佐原は伊能忠敬が17歳の時に婿入りした町だそうで、他にも旧宅を見学出来たりと町ぐるみのプッシュが凄い。

 

  そんな伊能忠敬の出生の地は僕の地元だったりします。しかも場所は僕の自宅から1キロちょっとと割と近所。似たようなとこで産まれたのにこの違いはなんなんだ。

 

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  記念館の前には伊能忠敬のモザイクアートが飾ってありました。冷静に考えて伊能忠敬のモザイクアートってなんなんだよって思いましたけど、きっと何か思う事があってこれを製作したんでしょうね。よく分かりませんが。

  そんな記念館は先ほどの駐車場代と同じく500円で入れます。うーんリーズナブル。

  ただ記念館内は写真撮影が禁止なので、撮れるのはせいぜい先程のモザイクアートだけです。仕方がないので我慢しましょう。

  

 

  ツイッターでも書きましたが、実際に計測器や当時書き記した手紙などを観覧する事ができます。あの異常な完成度を誇る日本地図が、いかに地道で忍耐のいる作業の上に成り立っているのかを知る事が出来るので、気になってる方は是非とオススメします。

  それにしても当時の文字ってほんとに何書いてあるのか分かりませんね。達筆って事はまぁ分かりますが。度がすぎるというかなんというか、一言言うなら美しいミミズって感じですかね?よく分からないけど、本当に分からん。

 

  さてさてそんな記念館も後にして、メインでもある小江戸の町並みを堪能しましょう。ちなみに記念館は駐車場から歩いて町通りの入り口付近にあるので、記念館を出れば目的地はすぐです。

 

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  見てくださいこの一枚、小さく写る車を除けば当時の町そのものと言えるでしょう。まぁ当時の町並みなんて知りませんけど。平成生まれだし。

 

  ただこの町並み、割と短い上にすぐ近くの道路には車がビュンビュン走っているので、全体を見渡すと写真程の雰囲気は感じられませんでした…それでも古い建物を見ながら川沿いを歩いた時は中々趣があったので、全然満足は出来ましたがね!

 

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  画像は川の上に架かるとよはしです。事前に調べたところこの橋は江戸時代の前期に作られたものだそうですよ。当時の人達もこの橋を通ったんですかね?いやはや非常に歴史があるものだなぁと思いながら周りを見渡したんですが…

 

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  なんか見ちゃいけないものが目に入った気がしました。

  300年の歴史を持つって書いてあった気がしたんですが、実際は僕と1つしか変わらないバチバチの若造でした。なんなんのマジで。

  その後調べたところ、実際に当時から橋は架かってたそうなんですが、今は観光用に新しく作り直しちゃったみたいですね。だもん真ん中に椅子置いてありますわ。後から置いたのかと思った…

 

  さてさて、色々辺りを見渡して小腹が空いたので、事前に調べた時に気になっていた醤油味のジェラートなるものを探しました。

  塩バニラがあるように塩っぱさのあるアイスというのは珍しいものではありませんが、それを塩ではなく醤油を使ってるとあれば当然気になってしまいます。お店をGoogleマップに入力していざ出陣。町並みに挟まれる道路沿いにありました。僕が停めたのとはまた違う駐車場の一角です。

 

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  すぐさま注文してその場でペロリ。ツイッターにも書きましたが、バニラの風味の後に醤油の味が口内に広がり実にグッド。塩キャラメルなんかが近いかもしれません。

 

  ちなみにツイッターではさも偶然見つけました様な書き方をしましだが平気で嘘です。がっつりあらかじめに調べてました。なんでこんな嘘を付いたのかは自分でもよくわからないです。

 

  アイスも食べ、再び散策を開始。

  その後も色々なところを見て回りました。

 

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  伊能忠敬の旧宅や。

 

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  祭りで使う山車の記念館など、見所は他にも沢山ありました。

 

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  また、船に乗って佐原の町を散策出来る佐原舟めぐりというのもあったんですが、乗ってる人達が騒がしいお年寄りばかりだったので今回は見送りました。一緒に友人とかいれば喜んで行ったんですけどね。流石に1人であの親戚の会合みたいな雰囲気の中30分も舟に揺られるのは厳しいものがあります。次回に期待…

 

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  最後に昼ごはんで黒毛和牛カレーを食べてフィニッシュです。マジでめっちゃ美味い上に1000円を切るというお手軽価格に舌を巻いてしまいましたね。店名は忘れました

  さっきから人に勧める割に何も覚えてないの紹介下手過ぎる。適当に生きてきたツケがこういう所に出てしまいますね。反省反省(ハナホジ)

 

  

  以上、佐原の紹介でした。

  僕のクソみたいな文章ではうまく良さを伝えられませんが、良いところだったので気になった方は是非ネットで調べてみてください。いっぱい有意義なブログでてくるんで。こんな駄文日記の100倍役に立ちます。俺もそう思う。

 

  次は友人とかと来たいですね。なんだかんだで舟めぐりも気になるし、次は酒も飲みたいし。へへっ。

 

  てなわけでひとり旅日記でした。終わり!おやすみ!