篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

歌を聴いてる時に頭の中でMV作っちゃんだよねって話

 何か歌を聴いている時、歌詞に合わせた映像を頭の中で作ったりするのが昔からの癖だったりする。

 それは恋愛だったり、友情だったり、死別でも日常でもなんでもそうで、それらを楽しみたくて色んなジャンルの歌を聴くのが好きだ。

 想像するのはオリジナルも多いけど、何かをモデルにした2次創作の様な想像もしたりする。俗に言う『イメソン厨』ってやつだ。

 いつだったか、back numberの『幸せ』と言う曲を聴いて、「これ、Fateの士郎と凛がくっついてる世界線の桜目線ばちくそ合わね?」となった事があるが、その数ヶ月後、フォローしてる絵師さんがまんまその歌をモデルに士凛桜の漫画を描いているのを見て、狂喜乱舞した記憶がある。

 こういう時、絵が描けるのは強みだなぁと毎度の様に思ってしまう。頭の中にそれっぽいものはあるけれど、それをアウトプットする術を僕は持っていないので、純粋に羨ましいなと指を咥えるのが常々だ。(そもそも絵を描く努力をしてないので当たり前なのだが…)

 もしも絵が描ける様になったのならば、僕は好きな歌に好きな映像を付けてみたい。いや、別に映像じゃなくて、静止画でもいい。要はその歌にあった物語を、想像ではなく視覚化したいというのが僕の欲求だからだ。

  

 歌はいい。特に、物語性のある歌が僕は大好きだ。4分前後と言った短い時間の都合上、どういった世界観なのか、どういった意味を持たせているのかまで一々説明しない。しかしその分、想像の余地がどこまでも広がる。短い歌詞から作者の伝えたい事を連想し、あるいは、自分なりの解釈で色々想像したりなど、同じ歌でも、捉え方によってはいくらでも特色が変わってくる。

 それらを映像等で視覚化できたらどれ程楽しいだろう。「自分はこの歌詞からこういった物語を連想したんだ」と、各々の思う映像が見れたら面白いに決まっている。同じ解釈で同じ物語になったとしても、演出だったり、既存の(最初書いた2次創作の様な)キャラクター達を使ってみたりと、楽しみ方は無限大だ。ニコニコやYouTubeなどに時々あるが、そういう動画を観るのが僕は好きだし、あわよくば自分もそういうのを出してみたいなぁと、よく思う。

 文字でのアウトプットは、こんな時に不向きだなぁと常々思う。当然、文字には文字の良さがあるし、こうして自発的に日記を書くくらいには、僕は文字による表現が大好きだ。

 ただ、今回の様な場合だとどうしても相性が悪い。文字の良さは、受け取り方の想像力ありきの良さであり、今回の様な場合は既に歌が『歌詞』という形で担ってしまっているからだ。

 文字だけのMVというのも時々見かけるが、大体が歌詞を視覚化したもので、それはそれでいいのだけれど、やはり今回の話で求めているものとは少しズレてしまうのである。

 

 なので、やはり僕は好きな歌に映像を付けてみたい。 一通りの歌詞を聴いて、それに合う映像を付けて、歌でそういう楽しみ方もしてみたい。

 現状僕にそれを表に出すだけのスキルはないけど、いつか自分で絵を練習したり、絵を描ける人に頼んでみたりして、頭の中にある物語を視覚化してみたい。

 

 そんな未来に期待を馳せながら、今日も僕は音楽を聴く。今頭にある映像が、いつか液晶に映る日を夢見ている。