篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

カニ

こんばんは、篠崎です

 

正直な話、2回目にして書く事がないんですよね。

まぁそりゃそうで、ざっくり今日した事と言えば朝起きて仕事行って帰ってから社会人体育で汗流して今って感じの一日だったんで、そこにブログに書く程の面白い事があったかっつーとそんな事はないわけです。さみしい。

 

これで僕が毎日色んな人と会って「今日は常時奇声を上げる人とお洒落なカフェでお茶しました!」って話が出来る仕事だったら話は別なんですが、僕の就いてる職は田舎の町工場なんで、そんな閉鎖された空間で起きる事って言ってもゾンビみたいな顔してヨダレを垂らしながらパソコンか機械に向かう事くらいしか無いわけですよ。話のネタ的に無理があります。

だからって折角開設したブログ、出来る事なら毎日何かしら書きたいとは思ってるんで、日常で気付いた何気ない事とか、当たり前に思ってたけど実はよく知らないものとか、そういうのをピックアップして適当に書いていきたいと思います。

 

てな訳でタイトルにあるように今日のテーマは『カニ』です。蟹。あの脚が6本生えててハサミが付いてるワードだけ見たらクトゥルフ神話みたいな生き物。それについて書こうかなって思います。

 

最初になんでカニ?って感じなんですけど、これは僕が今朝庭でカニを見たからです。サワガニ、皆さんも見たことあるでしょ?あの川っぺらとかでよくエンカウントする雑魚そうな蟹、アイツです。

僕の家は川の真ん前にあるんで、こいつらが頻繁にでるんですよ。なんで僕的には結構馴染み深い生き物だったりします。

でも正直このサワガニ、僕気持ち悪くてあまり好きじゃないんですよね。これは地域によって違うかもしれないんですが、僕のとこにでるサワガニって背中に『◡』←こんな曲線が入ってて、なんか笑ってるみたいで不気味なんですよ。普通に怖いわけです。(キモいから画像は貼りません、気になる人は調べてみて)

 

夏場なんてこいつらの死体がそこら中にウジャウジャありますからね、干からびたり潰れたりして。しかもそれら全部が全部この笑顔な訳ですよ。普通に気が狂いそうになりますよ。1匹ならともかく、道しるべかってくらいありますからね。もう少し場所考えて死んでほしいです。

 

そんなクソキモい蟹なんですけど、僕子供の頃は逆にこの蟹が大好きだったんですよね。今思うと正気の沙汰じゃないなって思います。こんなクソキモい生き物。今だったら罰ゲームでも捕まえたくないですね。ハサミも怖いし。(挟まれると痛いから)

そんなキモガニが大好きだった当時の僕は、よく祖父と一緒に近所の河川敷にアミを持って捕まえに行ってました。動きはそこまで早くないし飛びもしないから、子供でも簡単に捕まえられるんですよね。気付けば何匹も捕まえてるわけです。ボーナスステージみたいに。

捕まえたカニは持ってたバケツにどんどん放り投げていきます。気付けばバケツの中身はカニでいっぱい。耳をすませばスタジオジブリ)「キシキシ」と関節が鳴る音が聞こえるまでに。思い出しただけで発狂しそう。

そして「もういいだろ!」と満足したあたりで家に帰るわけです。そこまでだったらまぁよくある話なんですけど、この蟹、最終的にどうするかって言うと『そのまま庭に放置』なんですよね。餌どころか水も入れずにですよ?なので、当然翌朝には全滅してるわけです。最初に書いたように笑顔のまんま。ピクリとも動かなくなってるんですよ(当然だろ)

そしてそれをみた僕は「全部死んじゃった」と笑顔の死体たちを川にばら撒きます。そこに喜怒哀楽は無くて完全に『無』でしたね。人間の悪しき所がビンビンに出てた瞬間だと思います。人は皆生まれながらに悪です。そこからさらに前日と同じ事を繰り返しにアミを持って河川敷に繰り出すので。蟹にとって僕は悪魔以外の何者でも無かったと思いますね。

 

よく漫画とかで、平民の命をなんとも思わない貴族の子供とかいるじゃないですか。「あら死んじゃったの、次を寄越して?」みたいな。

当時の僕はまさにそんな感じで、蟹の命をなんとも思ってなかったんですよね。

そんで漫画だと、革命を起こされて殺されそうになった時に「そんなつもりじゃなかった!」と貴族の子供は言うわけです。そういうパターンをみると「じゃあどういうつもりだったんだよ…」と思ってましたが、なるほど確かに、突然革命を起こした蟹に捕らえられて、縛られて身動きが取れなくなったところを自慢のハサミで全身滅多刺しにされたら、多分僕も「そんなつもりじゃなかった!」って言うと思います。なんだこの例え。

 

なんか気付いたら思いの外長くなってしまったので無理矢理切りますが、そんな気持ち悪くて嫌いなサワガニについての思い出話でした。さようなら。

 

 

 

 

 

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