篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

たまーにディズニーランドに行きたくなる時があるって話

 小さい頃からあまりディズニーランドが好きではなかった。子供というのは我慢を知らない生き物だ。僕もそんな子供の例に漏れず、何もせずに並ぶという行為が随分苦手だった記憶がある。

 それに絶叫マシンなども苦手だった。だったというか今でも苦手で、ジェットコースターに好んで乗る者は破滅願望の権化だと思っているし、地上数十メートルの位置で左右激しく揺れるバイキングとかいう乗り物は、アトラクションというよりも拷問の一種と言われた方がしっくりくる。あれの何が楽しいんだ。気が狂っているとしか思えない。

 以前茨城にある小さな遊園地に行った時、その規模に相応しい小さなバイキングがあった。

 一緒に行った友人がしつこく乗ろうと言ってきたので渋々乗ったが、その小ぶりなサイズのバイキングでさえ僕には無理だった。心臓はデスメタルのドラマが如くドコドコ暴れ回り、手はデッドリフトをする時が如く逆手と順手でしっかりとバーを掴んでいた。隣でバンザイしながら風を感じる友人が信じられなくて仕方がなかった。いっその事一回落ちて生命を脅かすレベルの重症を負ってしまえばいいのだ。そうすれば自分がいかに馬鹿げた乗り物に乗っているか嫌でも思い知るだろう。落ちろっ!!

 とまぁこんな感じで、好きな人には申し訳ないが僕は絶叫が苦手なのである。なので折角ディズニーに来ても乗れる乗り物は減ってくるし、おまけに着ぐるみ等にも苦手意識を持っていたので、小さな頃の僕にとってディズニーはそこまで魅力的な所ではなかったかもしれない。

 だがそんな僕にも好きなアトラクションがあった。『スター・ツアーズ』である。

 映像に合わせて座席が揺れるのはまるで本当に宇宙船に乗っているようでワクワクしたし、彗星の中を飛び抜けたり、手に汗握る戦闘パートなどは僕の男の子の部分をガッチリ掴んだ。あれは本当に大好きだった。今でも乗りたいと思う。

 聞けば何年か前にリニューアルされ、今は別のストーリーがいくつか用意されているそう。それは是非とも乗ってみたいので、その為だけに行ってみるのもやぶさかではないなぁと思ってみたりするここ数年である。

 他にも今行ったら評価が変わるものがいくつかあるかもしれない。思えば最後に行ったのは中学の卒業旅行以来だから、10年以上も前だ。本当に千葉県民なのだろうか。

 確かその時はスター・ツアーズに乗った記憶が無いので、もしも乗るとしたらそれこそ幼稚園や小学生の時以来となる。下手したら20年ぶりレベルの話だ。僕も歳をとったものだ。

 そんなこんなで時々ディズニーに行きたくなるなぁって話でした。まぁ万年金欠なうえに欲しいものややりたい事も沢山あるのでどうしても後回しにしがちだが、いつの日かまた行けたらなぁと思う。今なら行列中の暇の潰し方も覚えたし。

 もう既に褪せてセピア色じみてきたディズニーの記憶を、ここらでもう1度色付けするのも悪くはない。