篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

金魚飼ってた時の話

昔金魚飼ってたんですよ。コメットって品種なんですけど、5年くらい飼ってましたね(ネタバレすると死にました)

最初はね、親指よりも少し大きいかな?ってくらいの大きさだったんですけど、5年もするともう意味分かんないくらいデカくなって、尾ビレ(超長い)含めたら鏡月の瓶くらいになって「ホントに金魚かこれ???」ってなりましたね、後5年もしたらプリウスくらいの大きさになってたかもしれないです。餌代とんでもない事になりそう。

しかもそれを2匹飼ってました。1匹は俺の名前とコメットを合わせてコメ太って呼んでたんですが(もう1匹は弟の名前)それに加えて錦鯉のニッキーって鯉も一緒に飼ってました。ニッキーはまだ子供だったんですが、それでもやっぱり鏡月くらいの大きさはあったんで、我が家の水槽は中々見た目の『圧』が強かったですね。酒瓶が3匹泳いでるみたいな。

魚を飼うと言えば避けて通れないのが水槽の掃除。魚達の為にも定期的にガラスを掃除して、水も綺麗な物に取り替えてあげなければなりません。でもそこは散らかった部屋に謎の虫の死骸を未だに放置してる面倒くさがり屋No. 1サイヤ人の俺様ですよ。基本的に水槽は苔がビッシリ水槽の内側に張り付いてて中は殆ど見えなくなってましたね。で、ガラス際からエサをやると金魚達が近寄って来るんですが、苔の隙間からボゥ…っとうっすら金魚の顔が浮かび上がる様はホラー以外の何者でもありませんでした。ガンシューティングとかで1番パニクる登場の仕方でしょ。

まぁそんな劣悪な環境を放置してたら遂に1匹弱っちゃったんですよね。しかもそれが鯉のニッキーだったもんだからビックリしちゃいましたよ。

『鯉の住めない池は最悪』って言われるくらい鯉って劣悪な水に強いらしいんで、そいつが弱る程の水ってなんなんだよってなりましたし、その汚水カースト上位の水の中を、何の体調不良も見せずスイスイ泳ぎ回る金魚の方に驚きましたよ。なんなの君達?ホントに金魚?(2回目)

流石に焦って水槽綺麗にしたら次第にニッキーは元気になっていきました。それからは割と定期的に掃除をしてた気がきます。(親父が)

とまぁそんな昔飼ってた金魚の話でした。それからしばらくしてニッキーはスクスク大きく育っていき、サイズ的にもう厳しいだろうと、庭に池のある近所のおじさんにあげました。そして残った金魚たちは転覆病という病にかかってしまい、しばらくして死んでしまいましたね。魚といっても(こういう言い方もあれだけど…)5年も飼ってりゃ家族みたいなもんでしたからね。普通に悲しかったです。

 

でもそれ以上に、俺の名前を付けたコメ太の死んだ日が俺の誕生日だったのが、悲しさよりも恐怖を感じた当時の話でございます。おやすみなさい。