タイトルは完全に流行に乗りました。この手のタイトルは内容が気になってついつい読み進めてしまうので、キャッチタイトルとしてかなり優秀だと思います。篠崎です。
てな訳で今回は風俗の話です。前回とは違い大分昔の話なんですが、色々強烈だったというか、ある種のトラウマとして僕の記憶に深く根付いているので、供養に違い形で日記として書き綴っていきたいと思います。思い出すだけで吐きそう。
タイトルでも書きましたがあれは今から4年程前、友人と先輩の3人で千葉で飲んでいた時の事でした。「プチ忘年会」みたいな事言ってた気がするので年末ですね、寒い時期だったと思います。この情報は後々重要な情報になったりしません、これで終わりです。なんで書いた。
ある程度酔いも回ってきてから店を出たのを覚えてます。外でタバコを吸いながら他愛のない雑談をしていると、突然友人がこう言いました。
「風俗行きたくね?」
そう、何を隠そうこの友人、この時期めちゃくちゃ風俗にハマっていたのである。しかも「1人で行くのはなんか嫌だ」という理由で毎回俺が連れ回される始末。時には「今日は指名したい娘がいなかった」という理由で次の日も連れて行かれたりもしました。2回目は確か平日でしたね。月曜です。ハード過ぎるだろ。
そんな彼よりも収入の少なかった僕は、風俗に行く度にゴリゴリ減っていく口座の数字に頭を抱えていましたが、それでも断る事はありませんでした。友情?いいえ性欲です。誘われると行っちゃうんです。マズイと思っていてもチンポが言う事を聞いてくれないんです。仕方ないでしょ、風俗大好き。
まぁそんな風俗大好きな友人です(僕もです)。酔ってテンション上がってましたし、なんとなく言うような気はしていました。(内心ワクワクしてました)
その発言に僕も先輩もノリノリ。「行くべ行くべ!」と言いながら近くの風俗街に向けて歩き出しました。途中友人が「先輩だから奢ってくれるよね?」みたいな事を延々と先輩に言っていました。ちなみにここまでの飲み代も全て先輩持ちです。悪魔かと思いました。(奢ってくれるならありがたいと無言を決め込んでた僕はさながらハイエナのようだったと思います)
そんなこんなで風俗街に到着したチンポ一行ですが、ここに来て問題が発生。女の子を3人押さえられる店が全然無いのです。
それもその筈、この時時刻は23時過ぎ、大体の店は0時にしまってしまうので、今空いてる子が指名されたらもう店じまいという状況でした。その空いてる子も1人とか2人が大体で、3人残っているところはあ皆無でした。
時間がズレるし、出来るなら同じ店で指名したい。そして何よりここまで来て行かずに…イかずに帰るという選択肢は悲願の彼方まで亜空間ワープしてしまっていたので、手当たり次第お店に突撃しまくりました。
そして行き着いた最後のお店、ギリギリ3人残っていました。
しかし、出された写真の女の子がモザイク越しでも(ちょっと…)という感じの子たちでした。僕はそういうの気にしないんですが、友人と先輩は(どうしよう…)といったオーラが全身(主に顔)から漂っていました。気にする人は大変だな。
ただこの時時刻は0時近く、もうどの店も閉まる直前なので、ここを出たら恐らくどうしようもなくなってしまいます。選択肢はありません。
そして何より迷う理由が、3人の女の子写真の内1人だけ顔が可愛かったからなんですよね。1人だけ明らかモザイク薄いし、それでも可愛い子だったんですよ。
だから友人と先輩はどうせならこの子を指名したいって考えてたんだと思います。でもなんか空気的に(よく分からんけど)言い出せない、「俺この子行くからお前別にしろ」という察してオーラが出てた気がします、よく分からんけど(2回目)
ていうかお金は先輩が出すんだからそこは譲っとけよと思わなくも無いんですが、友人も中々面食いなところがあるんでどうしても引けなかったんでしょうね、よく分からんけど(3回目)
そんな空気を察してなのか、お店の人が「シャッフルとかもできますよ!」と言い出しました。
聞いてみると、3人でホテルに入ってもらい、ランダムでお店の人が女の子を向かわせるというものらしい。たしかにこれなら後腐れないし良いねとなり、その方法に決定しました。(ていうか閉店ギリギリだったし早く決めて欲しかったんだと思います)
指定のホテルに案内されて入り口で別れる3人
お互いの検討を祈りながら、いざ部屋で待機とその場で別れました。散ッ!!
〜15分後〜
溢れんばかりのおっぱい、少しウェーブのかかったロングヘアー、「こんばんば〜」と口にする整った顔の女性
俺のとこ来ちゃったよ……
なんだろうこれ…なんか経験あるぞこれ…
あれだ、物欲センサー。昔モンハンで散々煮え湯を飲まされたなんの根拠もないクソセンサーが、まさかこんなゲームと全然無いところで発動するとは思いもしませんでした。
散々この人を取り合って冷戦状態だった2人のところには、今頃モザイクの取れた悪魔が当てられてるのかと思うとなんだか悲しくなりました。可哀想に…ていうか後で俺これ殺されんじゃね?なんて思ったのを覚えています。
まぁいくらなんでも良いと言っている僕でも別に美人さんが嫌いなわけではありません。ていうか好きです。顔が良い事に越した事はないので、これはこれでラッキーだと受け入れました。オッケーオッケー、切り替えて行こう。
こちらも挨拶を返し、そこからはいつも通り、なんでもない雑談をしながらシャワーを浴びます。そして体も拭いていざベッドイン、息子もこれでもかといきり勃ちます。この瞬間狂おしい程好き。
あんまり覚えてませんけど、多分普通にチョメチョメしたんだと思います。そしてどんどんスイッチも入っていき、僕の方からあるお願いをしました。
「シックスナイン、お願いして良いすか!」
あまり詳しく書くと生々しくなるので長々しい語りはしませんが、僕これ結構好きなんですよね。あまり詳しくは書きませんけど、要するに好きなんです(説明する気0)
向こうもオッケー!と快く承諾してくださり、股をこちらに向けて僕の上に覆い被さります。
目の前に広がる秘密の花園。もう辛抱堪らんと顔を近付けると…
(クッッッッッ!!!!!!)
あまりの臭いに失神するかと思いました。正直、この時点で意識があったのが奇跡と思わざるを得ません。そう思うくらい、彼女のアソコはその…アレだったんですよ。
その強烈さたるや、股間でザリガニを死ぬまで飼い続けたのかと本気で思ってしまう程でした。人間何を食べたらここまでの臭いを発する事が出来るのか、逆に興味さえ湧いてきました。色仕掛けでターゲットを事故に見せかけて殺すタイプの暗殺者にされるべく、秘密裏に開発された生物兵器だったに違いありません。ちょっと酷い書き方ですが、そう思ってしまうのか無理もない程の強烈さだったんです。被害者は僕です。
これはとてもじゃないが…いやとても無理だ…自分が言い出した手前、「やっぱやめて」と言い出し辛かったのが最悪です。かと言って、「お前のアレが臭過ぎるからだよ!」と言ってもこの人を傷つけてしまうのも確実。流石にそんな酷い事は言えません、かと言ってこのままでは僕の心肺が停止するのも目に見えてます。なんとかしてこの状況を打開しなくては…
そう思って攻めあぐねていると、彼女は何を勘違いしたのか股間を僕の顔を押し潰す勢いで密着させてきました。多分距離があって首が辛いのかと思ったんだと思います。その心遣いは素敵ですね。きっと貴方は良い人。でも今じゃない、今その心遣いはいらない、僕の死期を猛烈に早めるだけだと腹の底から大声で叫びたくなりました。
息をひと吸いする毎に地獄の様な臭いが鼻腔を満たします。堪らず息を止めますが、僕だって普通の人間です。呼吸をしないと死にます。でもこの状況では息をしても死にます。どうしろと。
まさに地獄の鬼の所業。吸うも地獄、止めるも地獄、酸欠で死ぬか臭いで死ぬかの強制二択を突き付けられた僕でしたが、ここで一つの閃きをします。例えるならブラフォード戦のジョナサン・ジョースター。違いと言えば向こうは決闘、こっちは女遊びです。些細な違いです。そんな訳ない。
彼女を傷つけず、自分から言い出したこの拷問を即座に切り抜ける方法…もうこれしかない…!
「あの、すいません、ちょっとこれめちゃくちゃ興奮してすぐに終わっちゃいそうなんで、やっぱやめでも良いですか…?オマケに上手いし」
彼女のテクを褒め称えつつ、自分がその快感にどうしようもなくなってしまうという体を作り出し、彼女に交渉を持ちかけました。これで傷つくのは僕の自尊心のみ、この地獄から抜け出せるなら些細な犠牲です。
その言葉を受けると、彼女は絶賛ヌポヌポと続けていたフェラチオを中断し、「しょうがないなぁ〜」と言った感じでどいてくれました。ブン殴るぞ、いやでもありがとう…(?)
そしてそこからは出来るだけアソコが顔を寄ってこない体勢で行為を続けたんだと思います。ていうのも、正直この後の事はあんまり覚えてないんですよね、四年前ってのもありますが、それだけその時の臭いが強烈に記憶に残っているからなんだと思います。よく分からんけど(4回目)
行為を終え外に出ると、先に終わっていたであろう2人が待っていました。お互い自分の相手が微妙だったと話していたんでしょう、消去法で言えば当初取り合えっていた例の美人さんは僕に当たったわけですから、2人の不満は爆発するのも無理ありません。アレコレ言ってくる2人に僕はこう言い放ちました。
「うるせぇ!!ふざけんなはこっちのセリフだ!!!」
こうして、3人とも微妙な気持ちになりながらその日は終わりました。冬の風が冷たい、そんな吐く息も白くなる12月の物語でした。