篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

飛田新地って言うとっても良い風俗に行った時の話

 今年の2月くらいに友達と大阪に行ったんですよ。たこ焼き食ったり良い肉食ったりゴキブリ(過去記事参照)食ったりしたんですけど、食べる以外にもね、大阪は面白いところありますよって事でね。

 

 行ったんですよ。

 

 飛田新地

 

 まぁ今更説明する必要もないでしょう。今尚現存する貴重な赤線区域です。150店舗が連なる圧巻の風俗街(失敬、今は料亭でした笑)で、その辺の風俗なら秒でNo. 1になれそうなはちゃめちゃに顔の良い女達がどの店を見ても手ぐすね引くという夢のような場所です。

 しかもここにある店、写真では無く嬢本人をそっくりそのまま見て決める事ができます。

 というのも、ここにある店は1階が昔の家の玄関の様になってるんですが、そこに遣手のおばさんと実際の嬢本人が座って待っているので、よく他の店で言われる様なパネルマジック(加工した写真で客を騙す手口)の被害にあうことがないんですよ。本当に素晴らしいです。加工やらなんやらなんて小手先のテクニックなんぞいらん。ウチは嬢そのもののポテンシャルで勝負だよと言わんばかりの営業形態はまさに横綱相撲そのもの。そのオーラに当てられた日にゃ股間の力士がパンツ相手に突っ張りをかましまくる事必至。そのまま夜のぶつかり稽古をよろしくお頼申しますと言わんばかりに、客はそれぞれの土俵に踏み込んで行くのがこの場所の日常的な風景です。どうしようもないな。

 

 さて、そんな夢のような場所に来た僕と友人ですが、最初はセックスするつもりはなく、折角大阪まで来たから観光程度に見に行こうとという話でした。実際僕はそこまでやる気は無かったので、まぁ思い出がてらブラブラするかと、そんな軽いノリだったのを覚えてます。

 で、目的の飛田新地に着き、遥か彼方まで連なる店で手を振るべっぴんさん達を見て

 

 「えっ!!!めっちゃ可愛いっ!!!」

 

 友人が叫びました。叫ぶな。こんな人通りの多いところで。

 でもそれだけ予想以上だったんでしょうね。実際女の子達はめっちゃ可愛かったし、友人のテンションが目に見えて上がっていくのは見ててちょっと面白かったです。

 実を言うと僕は過去に1回来てるんですよ。なんで今回友人程の衝撃は無かったんですが、それでもやっぱりこの場所は綺麗な娘が多いなぁと、改めてね、そんな事を思った次第でございます。

 そんなこんなで友人に対して叫ぶなだとか、衝撃は少ないだとかって書きましたけど、その後2人でブラブラしてたら人体実験でスイカを埋め込まれたんですか?ってくらい胸が大きい娘がいて、その時ばっかりは「おっぱいデッカっっっ!!!」って叫んじゃいましたね。全く同じ台詞を友人も叫んだんでハモってうるささ2倍になりました。いやだって本当に大きかったから……

 まぁ叫ぶだけ叫んで素通りしましたが。害悪過ぎる。

 

 結局そのままブラブラと見学していたんですが、その所為もあってか友人が淫気(淫乱な雰囲気)に当てられてしまい、「とりあえずATMに寄りたい」と言い始めました。何がとりあえずなんだ。もう目的1つしかないだろそれは。

 正直この時点でも僕はそこまでやる気無かったんですが、友人が「返すのいつでも良いから!金貸すから一緒に行こう!」と言うのでそれならばと同行しました。300年後くらいに返そうと思います。

 

 

 …無事、ATMで金を下ろし、飛田新地の入口より少し歩いたところで止まり、各々の武運を祈り散りました。散ッッッ!!! 

 

 正直この時点で既に目星は付けていました。サラッとした黒髪の可愛子ちゃんです。入口付近にいた娘なんですが、見た瞬間(あ、いいな)と思っていたので急いで向かいました。

 

 ていうのもですね。飛田新地、女の子の回転が早いんですよ。

 

 どういう事かと言うと、基本的に1店舗に対して嬢は1人に見えるんですが、実はその店の裏の方で他にも嬢がスタンばってるんですね。なのでちょっと目を離して他を歩いてる内に、さっきまでいた嬢は誰かに選ばれたか、はたまた裏で休憩してるかで、既に別の嬢になってしまっている事が多いんですよ。同じ店なのに。狂いそうになる。

 なので目当ての娘がいたらサッサと選んで入らないと、いつまで経っても遊ぶ事が出来ません。この娘も可愛いけど、やっぱりさっきの娘が良いな、戻るか…あ、いない。仕方ないからさっきの娘で…あ、この娘もいなくなってる…あぁ…みたいな感じで。

 実際僕は前回来た時この憂き目にあっていてですね。やっぱり黒髪ロングのね、巫女さんのコスプレしてた娘なんですけど…ね、いかにもオタクが好きそうなルックスですよね。90〜00年代にエロゲに興じてたオタクなんかは秒で入ると思いますよ。そういや赤線街路ってエロゲありましたね。あれは巫女服じゃなくて着物だった気がするけど…

 で、その娘にすぐ入っときゃ良いものを、その時僕は欲を出して他にも見て回っちゃったんですね、何やってんだよ。それが上手くいかない事くらいスロットで散々経験してるだろうに、なんて知能指数の足りない男なんでしょう。

 結果、その娘以上の娘は見つける事が出来ず、大急ぎで巫女服の娘のところに戻ったんですが、時すでに遅し、可愛い巫女服のお姉ちゃんは猫ちゃんになっていました。

 いや、別に怪談とかそんなんじゃないです。実は狐が化けてましたみたいな日本昔話的なアレではなくて、猫耳付けてエッチな服着たお姉さんに変わっちゃってたってだけの話なんですけどね。だけってなんだよ。こっちは今でもあの巫女娘の事引きずってんだかんな。もう一生会えねーよ絶対。およよ……

 その後もあの娘もいいなこの娘も良いなと、結構広いこの区域を3周くらいしました。優柔不断ここに極まれり。

 その間四方八方で飛び交うのは遣手のおばさんキャッチボイス。「うちの子はかわいいよー!お兄さん寄っといで!」「あ、お兄さん目あったね!ウチにしときなさい!」「こんな可愛い子選ばないで誰を選ぶんだい!」みたいなのがひっきり無しに飛び交います。ボディビルの会場か?

 そんな中を3周もした所為か顔も覚えられてしまい、「お兄さんさっきも見たよ!サッサと決めちゃいなよ」等と言われたらりもしました。中には「サッサと決められない男はモテないっ!」とかいうふざけた事を叫ぶババアもいたので、そもそもモテてたらこんなとこ来ねーよ!と叫んでやろうかと思いましたが、そこは大人しく受け入れときました。大人なので。

 

 とまぁそんな具合でサッサと決めねば蟻地獄にハマると僕は知っていたので、急いで目当ての娘のもとへ向かいます。いた! 良かった……

 

 「こんばんはどーも」と店に入り、女の子に連れられ2階に上がります。

 薄暗い廊下にはいくつかの部屋に面しており、その部屋の全てが襖で仕切られてました。確か(うろ覚え)

 案内されそのうちの一室に入ります。やっぱり薄暗い昔ながらな和室に、木製の丸いちゃぶ台。その上には細々としたお菓子が置かれており、それらの食べ物がこの店を料亭たらしめる重要な要素なのだと、そんな事を思いながらちゃぶ台の前に胡座で座りました。

 遅れて女の子が氷の入ったコップにウーロン茶を注いで持って来てくれました。

 他愛もない会話をしながらお茶に口をつけます。チラッと横を見てみると雑魚寝用の布団が敷いてあり、ベッドの置いてあるホテルの部屋にはない、日本情緒溢れる部屋の仕様が僕のテンションを静かに上げます。

 

 「じゃあ、裸になって布団に横たわって」

 

 女の子にそう言われ、言われた通り服を脱ぎ全裸になります。

 布団の柔らかい感触を背中全身で感じながら、女の子がゴムや消毒等を準備している姿を横目に辺りを見回します。

 

 昔ながらの輪っかの蛍光灯。

 

 襖のノスタルジックな雰囲気。

 

 その上に付けられているBOSEのスピーカー。

 

 ……いや1個おかしいだろ。

 

 そう、この日本情緒溢れる部屋。部屋の雰囲気をぶち壊すかの如くデカいスピーカーが備え付けてあり、そこからバチバチの洋楽が流れるという、戦時中なら敵性音楽としてしょっぴかれてもおかしくない仕様になっているんですね。真正面から喧嘩を売るな。

 流石に面白くてその事を女の子に伝えたら、「そう!バチバチだよね音楽!ウケる!」と言ってました。なんだこの娘めちゃくちゃ可愛いな……好きになりそう……

 

  そんな感じのいい切り出しだったんですが、まぁその……なんでしょうね、過去の記事にも書いてますが、色々変な遊びをしすぎた所為かぜんっぜんイク気配が無かったんですよね。おかしいな…こんな可愛い娘が相手なのに…

 当然本番もしたんですが、まーーーーーゴールが見えないと。いつまで経っても込み上げるものはないぞと内心めちゃくちゃ焦ってました。もしかしなくても膣内射精障害かこれ……?

 結局最終的に手コキをお願いしました。そっちのが刺激強そうだったから。

 でもそれでも全然終われる気配無くて、最終手段でもある限界まで息を止めると言う荒技を使い、生命の危機に瀕した際の本能的な射精を持ってその日は終了となりました。酸欠と射精のダブルパンチで鼓動が凄まじく速くなったのを感じた時は流石にを覚悟しましたね。こんな死に方嫌すぎる。

 変な遊びしまくった所為で大変な思いさせてすみませんと嬢に謝ったら「全然大丈夫ですよ!」と言ってくれました。優しい…内心どう思ってるかは怖くて考えたくない…

  その後そういうのでイクんですねという話になり、他にも焦燥感を感じたりするとイキそうになります。使っちゃいけない金をパチンコで使った時とかって話したら「めっっちゃそれ分かります!!」と食い気味に反応されて笑いました。分かるのかよ。

 「共感してくれる全然いないんですよ〜」と言ってたのでいや俺は全然経験ありますよ!と返事しつつ、内心共感できる奴はもれなく金銭感覚が終わってるので、そりゃ少ないよな…とも思ったりもしました。皆さん。お金は大事です。

 

 そして時間も来たので挨拶をして外に出ます。その際棒付きキャンディを貰うんですが、これは舐めてる間遣手のおばさんのキャッチボイスをキャンセル出来るという…つまり声をかけられなくなると言う素晴らしいアイテムだったりします。そりゃ1発やった帰り道まであちこち誘われた挙句「すぐ決められない奴はモテない!」なんて言われたら修羅道に落ちる事は確実なので、それを一目で分かるようにする為にも非常にありがたいアイテムですね。まぁ声掛ける人は声掛けてきますが。商魂逞し過ぎるだろ。

 

 その後ギリギリ区画外にあるボクシングジムで汗を流すボクサーのシャドー見ながら友人を待ちます。案の定友人は中々決められなかったらしく合流したのはそこそこ時間が経ってからでした。分かるよ。その気持ち。

 

 そして帰りに居酒屋に寄り、程よく酔っ払いながら閉店間近のパチンコ屋で数千円スッた後終電で宿であるビジネスホテルのある街に帰りました。非常に気分が良かったのを覚えている。

 

 そしてホテルに着き、安いと言う理由で取ったこのホテルの一室がダブルベッドである事を思い出します。

 

 

 こうして僕らは綺麗で可愛いベッピンさんを抱いた夜に、男2人同じベッドで眠りについたのでした。

 

 終わり。