篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

トンボはキモい。

ここ最近涼しくなってきましたね。涼しいというのは暑くもなく寒くもない気温の事を言います。とってもいい言葉ですね。なんでもかんでも両極端に決め付ける昨今、敢えてそのどちらにも寄らず中立を主張するその姿勢には革命的なアレを感じてしまいます。凄くいい言葉だと思いました。

そんな〝涼しい〟気温になってきているここ最近の季節はなんなのか。夏ではありません。夏は暑いから。なら冬なのかと言うとそうでもありません。何故なら冬は寒いからです。ここ最近は涼しいなのでそのどちらでもない……そう秋です。あのトンボとかめっちゃ飛んでるイメージのある季節。僕の幼少期にも近所でキモいくらいの量が飛んでるのをよく見ました。本当にめっちゃ飛んでて子供の頃の僕は大喜びだったんですが、大人になった今思い出すと普通にめっちゃキモくて最悪なので、全部死ねって思ってしまいます。(願いが通じたのかここ数年は殆ど見なくなりました)

…いややっぱキモいですね。トンボ。マジでキモいから嫌いです。ちょっと話題に出しただけなのに頭の中が今トンボだらけになりました。そういうところもマジでキモい。記憶の中ですらいっぱいいるとかマジであり得ないです。全然頭から離れなくなってきた。気が狂いそうですマジで。

そもそもトンボに関しては個人的なトラウマが多いんですよ。昔トンボに指を噛まれた友達がいたんですが、そいつは驚いて振り払おうとめっちゃ手を振ったんですけど、取れちゃったんですよ。頭が。胴体は取れてどっか飛んでちゃったのに、頭はもう頭だけで指に噛みつき続けてるみたいな感じ。怖いどころの話じゃないですよマジで、バカ怖いですよほんとに。そんな妖怪いたような気がします。ぬ〜べ〜とかうしおととらとかその辺の漫画に。妖怪です妖怪。トンボは妖怪。

他にもこれはまた別の友達なんですけど、トンボの羽をこう、両側とも掴みながら俺に見せつけてきたんですね。ちょうど紙を千切る時みたいな感じの持ち方で。何?って思ったのも束の間、友達は「ビリィっ!!」って叫ぶと同時に紙みたいにトンボを千切っちゃったんですよ。いやなんで?流石に訳わかんなかったっていうか、なんかこうして思い出してみるとトンボってよりその友達の方が怖いですね。ノルマとかあったのかな。1日に何匹トンボを千切らなきゃいけないみたいな。だとしても見せつけてくるのは相当に悪質というか、いやもう攻撃ですよね。精神攻撃。10年以上経った今でもあの音は鮮明に思い出せますもん。本当に紙を破いたような音がするんですよね。一生知りたくない知識ですよね。知識というか記憶としてべったり張り付いてるんですけどね。僕の脳裏に。

後最後は友達じゃなくて僕自身が加害者なんですけど、小学校の昼休みにね、棒を拾って振ってたんですよ。理由はありません。何故なら小学生はほっとくと死ぬまで棒を振り続ける生き物だからです。で、その例に漏れず僕も狂ったように振ってたんですが、当たっちゃったんですよね。棒の先端が飛んでたトンボに。なんか手応えあったなーって周辺を見回したら地面で暴れてるトンボがいて、あ、こいつか…ごめんな。って近寄ったらね、腹がね。ないんですよ。あの棒状になってるトンボの半分くらいを占めてる部分が。これには流石に青醒めたっていうか、素直にキモっっって思っちゃいましたね。いやトンボ完全に被害者なんですけどね。悪いのは100パー僕なんですけどまぁ仕方ありません。本当にバカ気持ち悪かったし、小学生は死ぬまで棒振り続けるし。

 

まぁでもあれですね。こうして思い返してみるとトンボただの被害者ですね全部。勝手に殺されてキモいって言われんの哀れどころの話じゃないな…ちょっと、ちょっとだけですけど、トンボに優しくなろうかなって思いました。ちょっとだけ。

 

いややっぱすいません無理でした。やっぱりキモいですトンボ。

絶滅しろとまでは言わないけど、嫌いな奴の自宅とかで繁栄と衰退を繰り返しててほしい。永遠に。