篠崎の独り言

ハゲ頭のヒゲ面が頭に浮かんだ事を適当に書き殴るブログ。責任感の強い男なので、飽きたらやめます。twitter→@cmjtm4hc8

従兄弟がチワワを飼っているんですが、これがまためちゃくちゃ可愛いんですよね。犬に限らずかもしれませんが、懐いてくる動物ってなんであんなに可愛いんでしょう。こんばんは、篠崎です。

たまーに従兄弟の家に行くと、玄関の段階でめちゃくちゃ吠えてくるんですわ。でも姿を見て俺だって気付くと途端に甘えた声になって撫でてくれって強要するような仕草をするんですね。それがもうほんとーに可愛いくて、よくそのまま持って帰りたい衝動に駆られてしまいます。可愛い物は拐いたくなっちゃうんですよね、仕方ないですよね、だって可愛いんだもん(真理)

そんな愛らしいペットの犬は大好きなんですが、道端を我が物顔で歩いてる野犬、あいつらはダメですね。人を見るなり攻撃体制に入るし、食べ物を持ってれば奪おうと襲いかかってきたりします。完全にスラムの住人ですよ。群れて行動するし、『狩り』のなんたるかを心得てて実に恐ろしいです。

小さい頃、朝ラジオ体操に向かう途中にチョコパンを食べながら歩いてた事があったんですが、瞬く間に野犬4頭に囲まれて死ぬかと思いました。当時まだ小学低学年だった僕に飢えた獣(文字通り)数頭に刃向かう力は無く、何も抵抗出来ずに持ってたパンを奪い去られた事があります。自分の力の無さに憤りを感じましたね。さながら山賊に焼かれて蹂躙された村の生き残りの少年のようでした。あの瞬間の僕は確実に漫画の主人公になる素質があったと思います。(その後家に帰って新しいパンを食べて機嫌を直しました)

まぁでもそれから10年以上経って数年前、無事にリベンジを果たしましたがね。アポなしで自宅に友達夫妻が赤ん坊を連れて来て、何用かと理由を聞いて「野犬がうろついてるから追い払ってくれ」と言われた時は「俺は傭兵じゃねぇぞ」と思いましたが、これはあの畜生共に目に物見せるチャンスだと快く引き受けました。野犬3頭にiPhoneのライトを光らせながら、引くくらいの全力疾走で駆け寄った時の僕の姿ときたらある種の妖怪の様にも映ってたと思います。ビビった野犬達は遠くから情けない声を出すだけの〝敗北者〟と成り果てたのでザマァみろと笑ってやりました。そして友達はそんな俺を見て爆笑してました。そんな面白いか、俺が犬に駆け寄ったのが。

その後友達とくっちゃべりながら歩いてたんですが、友達邸に着きかけた時に「ところでいつまで付いてくんの?」と言われたのは多分死んでも忘れないと思います。お前、わざわざ野犬を追い払うためだけに家から出てきた俺にお前、そんな言い方ないだろって…散々笑って用が済んだらポイかよ…ひどい男よホント…

 

まぁそんなこんなで今日は犬の思い出でした。

でも最近はあんまり野犬見ないんですよねぇ、昔はもっと沢山いた気がしたけど、捨て犬なんかをしなくなったんですかね?それはそれで良い事ですけど。小さい頃から見てきた身としてはちょっぴり寂しい気もしてしまいます。好敵手を失った戦闘狂はきっとこんな気分なんでしょうね(多分違う)

 

 

ちなみに飼うとしたら猫です。理由は可愛いからです。真理です。おやすみ。